【テヘラン鵜塚健】イランのアフマディネジャド大統領は25日、イラン北東部ビルジャンドで演説し、リビアの新政権づくりに欧米諸国が関与を強めていることに関し、「植民地主義者たちが、リビア国民の富と資源を山分けしようとしている」と批判した。 イランの革命防衛隊系ファルス通信によると、大統領は「(カダフィ政権当時に)リビアを訪れ(カダフィ大佐と)合意を交わさなかった欧米諸国の指導者がいるだろうか」と語り、かつて欧米諸国が、カダフィ政権の抑圧的な姿勢を容認していたことを指摘した。 また、カダフィ大佐が20日に死亡したことについて、アフマディネジャド大統領は「(大佐が)何も言えないようにするために殺害した、との見方もある。(5月に殺害された国際テロ組織アルカイダの元最高指導者)ビンラディンと同様だ」と語った。
海洋流出、東電推計の20倍か=福島原発のセシウム−仏研究所 海洋流出、東電推計の20倍か=福島原発のセシウム−仏研究所 【パリ時事】フランス政府系の放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は27日、東京電力福島第1原発事故後の3月21日から7月半ばまでに海に流出した放射性セシウム137の総量は2.71京ベクレル(1京は1兆の1万倍)で、東京電力が6月に発表した推計値の20倍に達すると推定した調査報告書を公表した。 単独の事故によるものとしては過去最大規模という。このうち82%は、事故が起きた原子炉を冷やすための放水によって4月8日までに流れ出たとされる。(2011/10/28-06:36)
印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 食品からの被曝(ひばく)による影響を検討していた食品安全委員会は27日、「健康影響が見いだされるのは、生涯の累積でおおよそ100ミリシーベルト以上」とする評価をまとめ、小宮山洋子厚生労働相に答申した。これを受け、緊急対応として使われてきた現在の暫定基準の見直しが厚生労働省で本格的にスタートする。 「生涯累積100ミリシーベルト」(原発由来ではない自然放射線などを除く)は、新たな正式基準をつくる根拠になる。これまで同委員会は、食品だけでなく環境からの外部被曝も含めて100ミリシーベルトだと解説してきた。 しかし同日の記者会見で、これまでの説明を訂正。「外部被曝がほとんどなく、汚染された食品からだけ被曝する状態」を前提条件に置いて考えた値であると解説。「内部と外部の合計ではない」と述べ、食品による内部被曝だけで100ミリシーベルトという意味だと解
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