大手企業が続々早期退職を募集している。割増退職金がいくらあれば応じてもいいのか。税理士の板倉京さんは「早期退職は応募期間が短く設定されることが多く、将来のことを十分に考える時間がないケースがよくある。短期間でも割増退職金がいくらあればその後の人生に支障が出ないか、しっかり計算してほしい」という――。 早期退職を決めるポイント 割増退職金を出して早期退職を募集する企業が増えています。 会社に残っても先は見えているし、早期退職したほうがトクなのか、このまま会社に残ったほうがいいのか、と悩む人もいるでしょう。 当たり前のことを言うようですが、早期退職するかを決めるポイントは、「今退職しても将来生活していけるかどうか」です。 「給与がゼロになったとしても、余裕で生活していける!」という人はさておき、通常は早期退職をしても、何らかの形(再就職・起業など)で稼ぎ続けることになると思います。 そして、早
![退職金6000万円に飛びついた53歳大手元課長の悲劇…「割増がいくらなら早期退職に応募していいか」の分岐点 早期退職後12年間、年収550万円稼ぎ続けなければならないことが判明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b27f8176b35da0e3a0897234857eeb3094db4d3d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2Fd%2F1200wm%2Fimg_bd5853da47b85c79a542cec57ae717391864568.jpg)