どうでもいい話だと思われるかもしれないが、ガロワやフェルマーのようなお話って、若者に「夢」を与えるうえで、実は結構大事なのではないだろうか。経済学にもそんな話があればいいのになぁ、なんて思っている。 たとえば僕は10代のときには経済学者になろうなんて夢にも思わなかったし、周りにもそんな友達は全然いなかった。それは多分に、カッコいい「経済学者のロールモデル」や、「なんだかよくわからないけど、経済学ってスゴいらしいぜ」というイメージが、あまりなかったからではないか 。 経済学はどうすれば「中二病」の心を動かせるのか? 多感な時期は特に「カッコよさ」が重要なのではないかと思う。ガロワみたいな「中二病」全開なエピソードでもいいし、フェルマーの大定理のような何百年も解けなかった大問題が解けた、といかにもすごそうな話もいい。とにかく、チャラくても、イタくても、興味を持てる入り口は、たくさんあるほどいい
by Tobyotter 「恰幅(かっぷく)がよい」ことが富の象徴だった時代もありますが、現代社会では「先進国では肥満は低所得者層の問題」「インテリ・高所得者層には肥満は少ない」というイメージが浸透しているかもしれません。しかし、実際にはそれはメディアによって作られた偏ったイメージなのかもしれないと示唆する調査結果が出ています。 アメリカで所得や学歴と肥満率の関係を分析した大規模な調査により、肥満人口の大部分は十分な収入のある層で、成人女性では低所得層に肥満が多い傾向が見られるものの成人男性では所得と肥満率の相関は見られないことが明らかになりました。 詳細は以下から。More Obesity Among Poorer Women But Not Poorer Men In America 「アメリカ」「肥満」と聞くと、「テレビを見ながらジャンクフードをがつがつ食べる低所得者層」「高級スーパ
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Paul A. Samuelson, the first American Nobel laureate in economics and the foremost academic economist of the 20th century, died Sunday at his home in Belmont, Mass. He was 94. His death was announced by the Massachusetts Institute of Technology, which Mr. Samuelson helped build into one of the world’s great centers of graduate education in economics. In receiving the Nobel Prize in 1970, Mr. Samue
前の記事 硫化水素がバイアグラに代わる新薬に? 利己主義と裏切りが支配する世界に「協力」が生まれる条件は:シミュレーション実験 2009年3月 4日 Brandon Keim この絶望的な時代に、科学が一筋の希望の光を届けてくれた――自分本位にふるまう者が得をする世界でも、助け合いは生まれ、そして広まるというのだ。 たとえそれがコンピューター・シミュレーションの世界でも、明るいニュースなら何だって大歓迎だ。 「利己主義と裏切りが支配するノイズ[一部の行動にわざと誤解を生じさせる要素]に満ちた世界で、突如として協調行動が発現し、優勢になることを確認した」。スイス連邦工科大学の社会学者、Dirk Helbing氏とWenjian Yu氏は、2月23日(米国時間)に『米国科学アカデミー紀要』に発表した論文でこのように述べている。 Helbing氏は、サッカー場のファンから交通渋滞までを対象に、群
前の記事 自分を折り畳む折り紙マシン:「プログラム可能な素材」の研究 「利他的行動は戦闘で進化」:コンピューターモデルで分析 2009年6月 8日 Brandon Keim Image credit: Mary Jackes/University of Waterloo 戦場で、自己より他者を優先させる――石器時代の人々が交戦時にこの傾向を選択したことが、「利他的行動」の発達を加速させた可能性がある、という研究結果が発表された。 文化的進化と、集団間の競争を再現したコンピューター・モデルに、暴力に満ちた人類の初期時代の研究データを投入したところ、現代人的な行動とされる利他主義が、実際には血なまぐさい起源を持つ可能性が示唆されたというのだ。 「それが集団を戦いの勝利に導く場合には、利他的行動が強く支持される」と、サンタフェ研究所の経済学者で制度理論を研究するSam Bowles氏は話す。同氏
ジョン・ケネス・ガルブレイス(John Kenneth Galbraith、1908年10月15日 - 2006年4月29日)は、カナダ出身の制度派経済学者である。ハーバード大学名誉教授。身長は2メートルを超え、偉大な業績とも相まって「経済学の巨人」と評された。 生涯[編集] ガルブレイスはカナダ・オンタリオ州・アイオナ・ステーション(英語版)に農家の子供として生まれ、ダットン(英語版)にて育った。1931年、オンタリオ農業大学(英語版)(当時はトロント大学の系列校、現ゲルフ大学(英語版))にて学士取得、カリフォルニア大学バークレー校にて修士号(1933年)および博士号(1934年)を取得している。1937年には米国市民権を獲得した。 第二次世界大戦中、彼は物価局の副局長として戦時インフレ抑止に活躍、アメリカにおける「物価皇帝」price czarの異名をとった。終戦時彼は連合国戦略爆撃調
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