我が社には年に数回、全社上げての大きな飲み会がありました。その一次会は2時間程度で終わり、その後飲屋の入り口付近で参加者が滞留するよくわからない時間があります。役員クラスはじめ上の人は、そこで帰るのですが我々のような若手は先輩に捕まり二次会に強制連行されておりました。 こう書くと「今の若者は二次会にも行かないのか!」とお叱りを受けるかもしれませんが、二次会といっても軽く飲むだけではなく、二日酔いになる位飲ませたり、終電が間に合わずタクシーで帰るか漫画喫茶に泊まる羽目になるなど、とにかく飲み方が尋常じゃない人がいました。たまたま週末に飲み会があったりすると「明日は休みだから時間を気にせず飲めるな!」などと言われて、こちらの休みの予定などお構いなしに深夜まで付き合わされるのが本当に嫌でした。 そんな状況を見かねたのか、営業の林さんが先輩の心証を悪くせずに二次会から逃れる方法を伝授してくれました