滋賀県の私立高校で、試験開始から25分が経過する前にトイレに行くと欠席扱いにするという校則が設けられていたことが分かり、学校側は廃止する方向で検討を始めました。滋賀県では、別の高校でも試験中にトイレに行くと点数を1割減点する規則が問題となり、学校側が生徒たちに謝罪しています。 これは生徒手帳に明記され、試験中には黒板にも掲示されるということで、事前に体調不良を申し出た場合は途中退席や別室での受験が認められています。 今年度は1人の生徒が欠席扱いになりましたが、補習や課題レポートの提出などで単位を取得できるよう配慮したということです。 彦根総合高校の権並裕子校長は取材に対し「カンニングの防止や試験に集中してもらうことが目的だったが、今後は生徒の人権にも配慮していきたい」と話していました。 高校では次の定期試験から、この校則を廃止する方向で検討しています。 滋賀県では、近江八幡市の県立八幡工業
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