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ブックマーク / www.geekpage.jp (14)

  • すごいIPv6本を無料配布!:Geekなぺーじ

    2021年12月20日追記:第2版できました! IPv6を解説した「プロフェッショナルIPv6」をラムダノート株式会社から出版しました。 初版は456ページになりました。紙版の厚さは23mmになる予定です。 現時点で、IPv6に関して世界で最もまとまっているIPv6であると個人的に考えています。 「プロフェッショナルIPv6」は、株式会社日レジストリサービス様、BBIX株式会社様、NTTコミュニケーションズ株式会社様、日ネットワークイネイブラー株式会社様、クラウドファンディング(「すごい技術書を一緒に作ろう。」という企画です)でのみなさまによるサポートにより実現しました。 IPv6に関する技術情報を広く公開するという趣旨に賛同いただき、書の執筆と制作、公開にあたって多大な協賛をいただきました。ありがとうございます!!! 「プロフェッショナルIPv6」は、通常の書籍として5000円で

  • IPv6本 脱稿しました:Geekなぺーじ

    2011年から書き続けていたIPv6がついに脱稿しました。 このは、クラウドファンディングで書きました。 完成したIPv6の電子版は無償配布します。 サポーターの皆様、ありがとうございます! 全章のフィードバック受付版は、5月21日(月)にマクアケ経由のメッセージにてサポーターの皆様にお送りする予定です。 その後、7月中に完成した書籍をサポーターの皆様にお届けするとともに、一般公開および一般販売開始する予定です。 IPv6電子版の無償配布を行いますが、紙版と電子版の販売も行います。 ご購入いただけると、私とラムダノート社が喜びます。 なお、有料版と無償配布版の間にコンテンツとしての違いはありません。 ご購入いただかなくても内容を読むことはできます。 幅広く多くの方々にIPv6に関する技術情報が伝われば幸いです。 長くツライ執筆でした IANAのIPv4アドレス中央在庫が枯渇したので

  • IT技術の理解について:Geekなぺーじ

    気がつくと、IT技術を解説する文章を10年以上書き続けています。 ブログを書くときには、基的に自分の興味があることを書くことが多いので、そのときどきによってテーマが変わることも多いです。 私は、技術理解の流れとして以下のようなものがあると感じています。 興味を持つ 少し調べて何となくわかった気になる もうちょっと調べてわかってない部分を発見する もっと調べて理解を深める 2と3と4を永遠に繰り返す 「わかってない」であったり、「知らない」という事実に気がついてからが、新しいループのスタートなのです。 何かを「理解している」と思い込みたい傲慢な自分に気がつけるタイミングが発生しないと、新しい何かを調べ始めることが難しい気もしていると同時に、油断すると傲慢になっていく怖さがあります。 このように、自分の無知に気がつく喜びと苦悩の繰り返しで、何かを学んでいくというのがパターンとして多いのではな

  • Real World HTTPはスゴ本:Geekなぺーじ

    Real World HTTPの献ありがとうございます。Webトラフィックを運ぶプロトコルとして利用されているHTTPの解説書として、HTTP 1.0、HTTP 1.1、HTTP 2.0のプロトコルだけではなく、ブラウザやサーバが何を行っているのかを含めて解説しています。 Real World HTTPの凄いところは、過去の経緯をふまえつつ、HTTPという軸で実際に使われている部分とそうでない部分を明確にしつつ解説されている点です。 しかも、範囲は非常に広いです。HTTPと関連する話として、たとえば、TLS、WebRTC、RSS、RDF、OGP、JSON、GeoLocation、RESTful APIなども解説されていますし、勘違いが発生しやすいno-cacheやno-storeなどに関しても解説されています。 すべての項目に関して詳細に解説されているわけではないものの、それぞれかなりし

  • 2017年8月25日の大規模インターネット障害:Geekなぺーじ

    先週の金曜日、Googleが誤った経路をインターネットに流したことによって、大規模な通信障害が発生しました。 大きな影響を受けたのが日のOCNとKDDIだったとされていますが、様々な事業者が影響を受けたようです。 ネットワーク障害 グーグルが設定誤りで謝罪 グーグルが謝罪 大規模ネット障害、装置の誤操作が原因 ニュース解説 - 米グーグルの設定ミス、なぜ日の大規模ネット障害を引き起こしたのか?:ITpro BGP leak causing Internet outages in Japan and beyond 8月25日に発生した大規模通信障害をまとめてみた 今回の障害は、世界中の組織とBGP(Border Gateway Protocol)で繋がっている巨大なネットワークを持つ「Googleだからこそ」の事例と言えそうです。 ここでは、その理由を紹介します。 ネットワークのネットワ

  • 「ひとりで何でもできるエンジニア」は勝手に育つ:Geekなぺーじ

    「スタートアップベンチャーはスーパーエンジニアを求めるけどエンジニア界隈と起業家界隈で想像しているスーパーエンジニアの定義が違う件」という記事が話題です。 その中で、「「ひとりで何でもできるエンジニア」は存在しないと思った方が良い」」として、以下のように書かれています。 「ひとりで何でもできるエンジニア」は存在しないと思った方が良い」 起業家の方が知らない側面として 現在バリバリ活躍しているエンジニアのほとんどが得意領域を持っていて それ以外の分野については出来る人であっても「平均点以上」ぐらいの活躍しか出来ないということです。 そして優秀なエンジニアの方はそのことをよくわかっています。 たまに化け物みたいな化け物がいて物理からインフラからアプリケーションからUI/UX ネイティブアプリ開発からwebマーケティングに資産管理まで全部出来ちゃう人もいますが その人を望む事は「年収1000万の

  • 無償で読めるIPv6本を作ります:Geekなぺーじ

    IPv6そのものは、決して新しいものではありません。 IPv6の最初の基仕様であるRFC 1883は1995年に発行されており、そのRFCに関連する議論は、それよりももっと前から開始されています。 IPv4アドレスの在庫が枯渇することは、かなり昔から予想されていて、その対策としてIPv6が作られたのですが、IPv4とIPv6には互換性がないこともあり、IPv6が普及せずにIPv4のみが利用され続ける状況が長く続いたのです。 しかし、2011年にIPv4アドレスの中央在庫が枯渇したことによってIPv6が注目されるようになり、IPv6によるインターネットも急激に拡大していきました。 2011年当時の段階では、世界中のインターネットユーザが利用しているインターネットプロトコルはIPv4でしたが、2017年の段階ではIPv6普及率が50%を超える地域も登場しています。 Apple社が、2016年

  • 「ポートとソケットがわかればインターネットがわかる」を書きました:Geekなぺーじ

    11月21日に拙著「ポートとソケットがわかればインターネットがわかる」が発売予定です。 これまで私が書いてきたよりもさらに踏み込んだ「わかりやすさ」を目指して、インターネットに関連する通信技術などを紹介しています。 書が想定している読者は、「これまでさまざまな形でインターネットを使ってきたけど、通信技術を詳しく調べたことがない」とか、「これまでさまざまな形でインターネットを使ってきたけど、インターネットを使った通信を行うプログラムを書いたことがない」とか、「いろいろな形でネットを使った情報発信をしてきたけど、サーバ運用まではやったことがなく、漠然とやってみたいと思っている」といった方々です。 コンピュータやネットワークに限らず、何かに関して最初の一歩を踏み出すのはたいへんなものです。まったく何もわからない状態だと、「プログラミング」「通信技術」「TCP/IP」といった単語を見ただけで「

  • 10月1日、インターネットが大きく変わりました:Geekなぺーじ

    世界中のほとんどの人々は気にしていませんが、米国時間の2016年10月1日(土曜日)、インターネットが大きく変わりました。これまで米国政府が保持していたインターネットの重要資源に対する監督権限を手放したのです。 JPNIC: 米国政府がインターネット重要資源の監督権限を手放しました JPNIC News & Views vol.1439【臨時号】2016.10.3 NTIA: Statement of Assistant Secretary Strickling on IANA functions contract インターネットそのものは、世界中の多くの組織が分散しつつも協調することで成り立っています。 しかし、世界中のみんなが単一の「共通意識」を持って運用する必要がある、IPアドレスやポート番号などの番号資源、ドメイン名、プロトコルパラメータの3つに関しては、IANA(Internet

  • 「小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記」のaicoさんとのコラボ企画:Geekなぺーじ

    Software Design 5月号(4月18日発売)で、特集1として「ポートとソケットがわかればTCP/IPネットワーク技術がわかる」という記事を書きました。 文章を私が書き、イラストを「小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記」のaicoさんが描くというコラボ企画です。 全部で36ページあります。 私の文章やラフな図を元にaicoさんがイラスト描かれるという方式でしたが、aicoさんのイラストの端々に込められた創意工夫に感動することが多かったです。 「こういったポイントを加えると図がここまで活きるのかぁ」といった感じだったり、「ここにフォーカスする発想はなかった」といった感じです。 私は自称ゆるふわ系ブロガーですが、aicoさんのイラストによって格的なゆるふわコンテンツに仕上がっていると思います。 是非ご覧頂ければ幸いです。 投げっぱなしジャーマン 今回の企画で個人的に最も印象に残って

  • ネットワークスペシャリストでまさかのOpenFlow出題:Geekなぺーじ

    独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が試験を行っている「ネットワークスペシャリスト」という国家資格があります。 昨日行われた、ネットワークスペシャリスト試験の午後II 問2が、まさかのOpenFlow問題でした。 午後IIは、問1(無線LAN)か問2(OpenFlow)の選択でしたが、問2を選べば午後IIの試験が丸ごとOpenFlowという状況だったようです。 ネットワークスペシャリスト 平成25年度秋期 午後II (PDF) OpenFlowがネットワークスペシャリストの試験問題として登場するとは思っていなかった人々も多かったので、一部界隈で比較的話題になっている印象です。 私も、最初は「え?マジで?嘘?」みたいな感想でした。 「OpenFlow」という単語は出てこない この問題では、「OpenFlow」という単語は一度も登場しません。 書いてあるのは「OF方式」というものです。 試験

  • プログラマレベル:Geekなぺーじ

    レベル0 レベル0の人はプログラムを一度も書いた事がありません。 レベル0の人は、プログラミングとはどのような作業なのか想像もつきません。 世の中のほとんどの人は、このレベルです。 レベル0の人は、プログラムをかけるプログラマはいわゆるオタクだと思っています。 ありがちな発言 「プログラミングできるんだ。ふーん。凄いね。」 レベル1 レベル1の人は学校の授業の課題としてプログラムを書いた事があります。 しかし、あまりプログラミングには興味を持てず、コンピュータに詳しい知人に課題をやってもらったり、教えてgooなどで課題の答えを聞いたりしているので、仕事としてプログラミングはできません。 ありがちな発言 「教えて下さい」 レベル2 このレベルの人は、2度ほど何かの小規模プログラムを書き上げた経験を持っています。 段々とプログラミングへの興味が広範囲に及ぶようになり、勉強をするのが楽しくて仕方

  • Geekなぺーじ : 人生の全てはTCP/IPに学んだ

    1. ゆずり合うこと TCPはネットワーク帯域を他のTCPセッションと譲り合います。 TCPには、ネットワークが混雑(輻輳:ふくそう)してくると、送信されるパケット量を減らす仕組みがあります。 この譲り合いがあるからこそ、現在のインターネットは多数の人間が同時に使えています。 同様に、現実世界においても無理な競い合いを行うよりも譲り合いを行った方がスケーラビリティが上昇します。 2. 信頼はきめ細やかな確認応答で実現されること TCPでは、信頼性を確保するためにAck(Acknowledgement、確認応答)を送信してデータの到着を伝えます。 TCPのセッションが確立している間は、Ackが細かく送受信され続けます。 このきめ細かな確認応答が信頼の根幹であると言っても過言ではありません。 現実世界においても、きめ細かく応答を行う事が重要です。 メールなどを受け取っても、全く返事をしない相手

  • Interop図面担当 河口さんのShowNet記事が公開されてる:Geekなぺーじ

    一部界隈で「美し過ぎるネットワーク図」として有名なInterop ShowNetのネットワーク図ですが(参考:Interopのネットワーク図を描くエンジニア)、毎年それを作っている河口さんがInteropや図面への熱い想いを綴った熱いエントリが公開されています。 図面とともにあらんことを!--ShowNetのトポロジ図 ネットワークに興味がある方はご覧になると面白いと思います。

    takasian_pride
    takasian_pride 2013/05/22
    Geekなぺーじ:Interop図面担当 河口さんのShowNet記事が公開されてる
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