連載目次 .NETアプリケーションでその設定情報を永続化(=保存)する際の主要な格納方法(以降、永続化方法)としては、以下の表にある「レジストリ」「XMLファイル」「INIファイル」「まったく独自のファイル・フォーマット」という4種類が利用できる。
連載目次 .NETアプリケーションでその設定情報を永続化(=保存)する際の主要な格納方法(以降、永続化方法)としては、以下の表にある「レジストリ」「XMLファイル」「INIファイル」「まったく独自のファイル・フォーマット」という4種類が利用できる。
Windowsアプリケーションで[Enter]キーによるフォーカス移動を行うには?:.NET TIPS 連載目次 Windowsアプリケーションでは、[Tab]キーだけでなく[Enter]キーによるコントロール間のフォーカス移動処理を要求されることがよくある。一般ユーザーにとっては、普段あまり使わない[Tab]キーよりも[Enter]キーの方が押しやすく、利便性が向上するからである。 本稿では、このような[Enter]キーでフォーカス移動する処理の実装方法を紹介する。 [Enter]キーによるコントロール間のフォーカス移動 といってもその実装は難しくはない。フォーム上の各コントロールについてKeyDownイベント・ハンドラを追加し、そのイベント・ハンドラ内で[Enter]キーが押されたときの処理として、次のいずれかのメソッドを呼び出せばよい。これらのメソッドはいずれも、別のコントロールにフ
ファイルやディレクトリに読み取り専用の属性が設定されている場合、ファイルの削除やそのファイルへの書き込みなどは失敗してしまう。本稿では、そのような場合に対処する方法として、いったんファイルやディレクトリの属性を確認し、読み取り専用属性が設定されている場合にはそれを解除したり、逆に設定したりする方法を紹介する。 1. ファイルやディレクトリの属性の取得 まずはファイルやディレクトリの属性を取得する必要がある。これには、Fileクラス(System.IO名前空間)の静的メソッドであるGetAttributesメソッドを呼び出せばよい。このメソッドはFileクラスのメンバではあるが、ファイルだけでなくディレクトリに対しても使用できる。 GetAttributesメソッドを使うには、その第1パラメータにファイルやディレクトリのパスを指定して呼び出せばよい。メソッドの戻り値は、FileAttribu
「TIPS:Windowsアプリケーションの多重起動を禁止するには?」では、コードにより、1つのアプリケーションが複数実行されないようにする方法を紹介しているが、Visual Basic 2005(Visual Basic 2005 Express EditionあるいはVisual Studio 2005のVisual Basic。以下、VB 2005)では、もっと簡単に多重起動を禁止できるようになっている。 これにはまず、Windowsアプリケーションのプロジェクトを作成した後、プロジェクトのプロパティを開く。次の画面はVisual Studio 2005でVB 2005プロジェクトのプロパティを開いたところである(デフォルトの状態)。 アプリケーションの多重起動を禁止するには、この画面で[単一インスタンスのアプリケーションを作成する]のチェックボックスをオンにするだけだ。
「TIPS:Visual Basic 2005でWindowsアプリケーションの多重起動を禁止するには?」では、Visual Basic 2005(Visual Basic 2005 Express EditionあるいはVisual Studio 2005のVisual Basic。以下、VB 2005)でアプリケーションを1つのインスタンスしか実行できないようにする方法について解説している。 そのようにした場合には、2つ目のインスタンスを起動しようとすると1つ目のインスタンスのウィンドウがアクティブになるのだが、これだけでは利用者によっては何が起こったか理解しづらいこともあるだろう。本稿では、多重起動禁止時に2つ目のインスタンスを実行しようとしたとき、その旨を伝えるメッセージを表示する方法について解説する。 StartupNextInstanceイベント 多重起動禁止時*1には、2つ目
@IT > Insider.NET > .NET TIPS > Windows OSのエディションまで細かく判別するには?【Vista対応】[2.0のみ、C#、VB] 「TIPS:Windows OSのバージョンを判別するには?【Vista対応】」では、.NET Frameworkに用意されているOperatingSystemクラス(System名前空間)を使ってWindows OSのバージョンを判別する方法を紹介している。この方法を使えば、おおよそのWindows OSのバージョンを取得できるので、多くの場合はこれで事足りるだろう。 しかし、これよりもっと詳しい情報(エディション情報など)を取得したい場合もある。例えば、Windows Vistaの「Home Basic」と「Ultimate」でアプリケーションの動作を切り替えたい場合では、Windows Vistaであることを判別するだ
連載目次 ファイルを扱うWindowsアプリケーションでは、エクスプローラからのドラッグ&ドロップ(以下、D&D)に対応することで、対象となるファイルの指定を簡単に行えるようにできる。 エクスプローラからファイルのD&Dを受け付けるようにするには、最低限、次の3つの作業を行えばよい。 以下では、2と3のイベント・ハンドラでの記述内容について解説する。 ちなみに、Visual Studioでフォームにイベント・ハンドラを追加するには、[プロパティ]ウィンドウの[イベント]ボタンをクリックしてイベント一覧を表示し、「DragEnter」や「DragDrop」の欄をマウスでダブルクリックすればよい。 DragEnterイベント・ハンドラの記述 DragEnterイベントは、ファイルをドラッグ中のマウス・カーソルがフォーム上に入ったときに発生する。 このときには、次のリスト1のように、ドラッグ中の
連載目次 DllImport属性(System.Runtime.InteropServices名前空間)を使って、Win32 APIレベルのネイティブな既存のライブラリを利用する際に、参照先のDLLファイルがさらに別のDLLファイルを参照している場合がある。 例えば、「TIPS:HTMLファイルを簡単に解析するには?」で紹介している「NTidy」は、ソース・コードがC/C++で記述されている(配布されているバイナリはVisual Studio 2003でビルドされているもよう)。そのため、このライブラリを利用するには、実はC/C++のランタイム・ライブラリである、MSVCP71.DLLやMSVCR71.DLLが実行時に必要となる。 すべての必要なDLLファイルがそろっていない環境で、このようなライブラリを利用する.NETのアプリケーションを実行した際には、FileNotFoundExcep
さまざまな機能をキー入力だけで簡単に実行できるように、Visual Studioには数多くのキーバインド(キーボード・ショートカット)が用意されている。 しかしその割り当て(=バインド)には、[Shift]キーや[Alt]キーが使われていたり、3つのキーの組み合わせだったりするため、主要なものであっても覚えるのは大変で、なかなか使いこなせないという人は多いだろう。 そんな方のために、MSDNにはキーバインドの一覧をまとめた、以下のようなポスターが用意されている。
Googleマップとは、いわずと知れたGoogleが提供する地図サービスである。Ajax普及のきっかけともなったアプリケーションであり、Ajaxアプリケーションの例として紹介されることも多いことから、読者諸氏も(おそらくは)実際に触れたことがあるはずだ。 本稿では、このGoogleマップを、ASP.NET AJAXアプリケーションから操作する方法について紹介する。 ●Google Maps APIについて Google Maps APIは、名前のとおり、Googleマップを外部アプリケーションから利用するためのライブラリである。本稿では、このGoogle Maps APIを利用して、リストボックスから選択された地点の地図を表示するとともに、該当する 地点の詳細をバルーン表示するようなWebページを作成してみよう。 この際、地点情報の取得から地図の移動、バルーン表示までを、ASP.NET A
連載 続・無償環境でSilverlight 2アプリを開発しよう! 第1回 動きのあるSilverlightアプリを作ろう シグマコンサルティング 菅原 英治 2009/02/10 皆さん、こんにちは。この連載では、「無償環境でSilverlight 2アプリを開発しよう!」と題し、無償の開発ツールであるVisual Web Developer 2008 Express Edition(以下、VWD 2008 )を利用した、Silverlight 2アプリケーション(以下、Silverlight 2アプリ)の開発方法をご紹介します。 この連載は、以前公開した「Silverlight 2アプリを開発しよう!(前編、後編)」の続編という位置付けです。従って、本稿の対象読者としては、「Silverlight 2アプリを開発しよう!」の特に後編の内容を理解し、またお使いのPCにVWD 2008の開
このような[コマンド プロンプト]画面を表示せずに実行されるコンソール・アプリケーションを作成したい場合には、Visual Studio 2005以降では、コンソール・アプリケーションのプロジェクト・プロパティの[アプリケーション]タブを開き、C#の場合は[出力の種類]を「コンソール アプリケーション」から「Windows アプリケーション」に、Visual Basicの場合は[アプリケーションの種類]を「コンソール アプリケーション」から「Windows フォーム アプリケーション」に切り替えればよい。 ちなみにVisual Studio .NET 2002/2003では(Visual Basic、C#のどちらも)、コンソール・アプリケーションのプロジェクト・プロパティのダイアログで、[共通のプロパティ]-[全般]ツリーを選択し、[出力の種類]を「コンソール アプリケーション」から「Wi
自作のSilverlightアプリケーションをほかの人にも使ってもらいたいが、それを公開するのに必要なホスティング環境がない。そんな場合には、MicrosoftがWindows Liveの1サービスとして運営している「Silverlight Streaming」を利用すれば、無償でSilverlightアプリケーションをホストできる。 Silverlight Streamingは、その名称からも分かるように、本来はSilverlightによるビデオ配信のためのサービスだが、Visual Studioなどで作成したSilverlightアプリケーション(.xapファイル)も配置可能で、10Gbytes*のファイル・ストレージを無償利用できる。 * サービスがベータ期間中の場合。ベータ期間終了後は、ストリーミングについては、無料(広告付き)か、わずかな料金(広告なし)で利用できる予定とされてい
PowerShellの基本(前編):Windows PowerShellコマンド&スクリプティング入門(1/5 ページ) 対話型シェルとスクリプティング実行環境とを完全に統合した、次世代Windowsシェル、PowerShellを管理者として活用するための第一歩。 連載目次 Windowsというプラットフォームの第一の特徴は、何をおいても、その充実したGUIだろう。グラフィカルなユーザー・インターフェイスを介することで、ユーザーは複雑なコマンドなどを習得することなく、直感的にツールを利用することができる。比較的知識の浅いシステム管理者でも、それなりにWindows OSを管理できてしまうのは、まさにこのこなれたGUIの存在ゆえであるといってもよいだろう。 もっとも、GUI環境がもたらすのはメリットばかりではない。というのも、日常的に行われるルーチンワークを行うに際しては、往々にして煩雑な作
「商業利用もOK! Google Mapsについて知りたいこと」に続くGoogle Mapsインタビューの後編は、数多く存在するGoogle Maps関連のAPIや機能のうち、あまり知られていないものや新しいものをグーグルのソフトウェアエンジニア、淺川浩紀さんに聞いた。 Code Playgroundでオンライン編集 まずは、即効性のあるものからいこう。 Googleが持つ多くのAPIは、Webブラウザ上からJavaScriptによって呼び出せる。JavaScriptはコンパイルの手順なしに書けば実行できるので手軽である。しかし、だからAPIを試すのも簡単だとは限らない。例えば、Google Maps APIなら正しいGoogle Maps APIキーを用意したり、適切な文書にプログラムを埋め込んだりする作業を行い、それをWebブラウザで開かねばならない。
@IT > Insider.NET > .NET TIPS > WindowsフォームでWPFコントロールを利用するには?[3.0、3.5、VS 2008、C#、VB] Visual Studio 2008(以降、VS 2008)では、.NET Framework 3.0で追加された新プレゼンテーション技術のWPF(Windows Presentation Foundation)(のデザイナ画面)が利用できるようになっている。通常、アプリケーションのUI(ユーザー・インターフェイス)でWPFを使いたい場合、基本的には「WPF アプリケーション」として1から作成する必要があるが、既存のWindowsフォーム上でWPFユーザー・コントロールを利用するという手段も提供されている。この手段は特に、徐々にWPFへ移行したい場合に役立つだろう。 本稿では、この手段を実践する方法を紹介する。なお、VS
連載:実践で役立つ業務アプリ開発のヒント 第1回 データベースとADO.NETの機能を適切に活用する えムナウ(児玉宏之) (Microsoft MVP Visual Developer - Visual C# JAN 2005 - DEC 2007) 2007/06/08 「特集:Visual Basic 2005へ移行する理由」を読めば分かるように、統合開発環境Visual Studio 2005(以下VS 2005)の登場によってVisual Basic 6.0(以下、VB 6)開発者のVisual Basic 2005(以下VB 2005)への移行がスムーズに進められる環境が整ってきた。 しかしだからといって、オブジェクト指向を正しく理解して、効果的なオブジェクト分割を行って再利用を進めないと、結局、開発効率は低いままになってしまう。フォームにイベントやサブルーチンを埋め込み、共通
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く