先頃リリースされた「Linux kernel 4.19」には、新機能やバグの修正だけでなく、新しいLinuxの「Code of Conduct」(行動規範)が盛り込まれている。 ソフトウェアのソースコードツリーに自らの「Code of Conduct」(行動規範)を含めない組織もあるが、Linux開発者たちは普通のグループではない。「Linux 4.19」発表の際、Linuxの本リリースのリーダーで安定版ブランチのメンテナーであるGreg Kroah-Hartman氏は行動規範といくつかの小さな変更を追加した。 Linux開発者たちが行動規範を追加する必要性を感じた理由について、Kroah-Hartman氏は次のように説明した。 自分の仕事や趣味に役立てたい、あるいは世界中に浸透し、あらゆる人に自分の夢の基盤となる堅実なOSを提供してきたツールに貢献したい、といった目標や要件を持って、毎年