今の教育とゴール含めて違う、創造性を育むための「新しい教育」 既存の教育とは違うゴールを目指す、「新しい教育」について書いた本。 僕個人のこの本での最大の気づきは、「書かれている新しい教育は既存の教育の上位互換じゃなくて、ゴールそのものが違う」ということだ。 「MITのえらい先生が書いたんだから英語や数学の成績が上がるだろう」みたいな話はまったくないので期待してはダメ。 本全体のテーマはこれだ。 「優秀な成績Aを取るA学生に対して、新しい何かを作るのがX学生。このX学生を生むにはどうするか」 そして、そうしたX学生を生む新しい教育は、Project,Passion,Peers,Playの4原則からなる。 著者のレズニックは、MITのライフロングキンダガーデンプロジェクトの発起人で、同プロジェクトはレゴマインドストームやスクラッチなどの広く使われているツールを生んでいる。大御所の本なのでもっ
![読書録:ゼロから新しい教育を考えた本。 成績云々を気にする人の本ではない。「ライフロング・キンダガーデン 創造的思考力を育む四つの原則(ミッチェルレズニック著)」|TAKASU Masakazu](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d6d34069db7658e5bbe8e3d2eb47fc0e3bac76e4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F25355725%2Frectangle_large_type_2_d7113a849e5da1d046e68fd9e4d5bc87.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)