アメリカ発の金融危機は、世界の国々に混乱をもたらしている。南米ブラジルは、鉄鉱石などの資源に恵まれたことから安定した経済成長を続けてきたが、先月に入り通貨レアルが暴落。原因は、巨額の通貨取り引きを行うヘッジファンドが、少しでもリスクを減らそうと新興国から資金を引き揚げたためだといわれている。しかし、それでもヘッジファンドは損失を避けられていない。シカゴの大手ヘッジファンドは投資家からの解約要請が殺到した。金融危機で揺れるヘッジファンドをその影響をリポート。 今年、日本サッカー協会会長に就任した犬飼基昭さん(66)の、経済人・サッカー人としての軌跡を描き、ビジネスマンにメッセージを送る2夜連続企画。高校、大学、社会人とサッカー選手として活躍した犬飼さんは、26歳で現役を引退。その後、三菱自動車の社員として幾多の成果を収める。32歳の時に任されたタイの自動車工場では、地元の部品メーカーに日本の