どの手法を選ぶか 順序効果を考慮する手法(シェフェ原法)は多くのパネルが必要となります。 全対を提示する手法(浦の変法、中屋の変法)はパネルへの負担が高くなります。 書籍:「製品開発に役立つ感性・官能評価データ解析-Rを利用して-」での解説 一対比較法には、一意性の係数、一致性の係数、ブラッドレイの一対比較法、シェフェの一対比較法、サーストンの一対比較法がある。一意性の係数は、各パネリストが、すべての試料を対にして比較した時に、どの対を評価する場合でも、順序の一貫性が保たれているかどうか、判断の一次元性を示すものである。これは、パネリストごとに求める。一方、一致性の係数は、複数のパネリストが試料を対にして一対比較を行ったときに、パネリスト同士の判断結果がどれくらい一致しているのかを示すものである。 これに対し、ブラッドレイの一対比較法、シェフェの一対比較法、サーストンの一対比較法は、試料を