ブックマーク / ameblo.jp/kokkoippan (9)

  • 『貧困を家族の責任にする生活保護バッシングは新型の「日本型自己責任論」』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「会社が倒産してから80社ぐらい受けたのですが私がいたらないばかりに不採用が続き今年の2月にとうとう生活破綻してしまい生活保護を受給しています。先週末からテレビ、ラジオ、新聞、SNSなどで私たち生活保護受給者は叩かれています。当に辛く、生活保護を辞退して餓死したいぐらいです。きょうも不採用通知が届きました。餓死した方がいいのかな」 ――これは昨日放送されたTBSラジオDig「タレントの親の生活保護受給が国政レベルの問題に!?生活保護における扶養義務とは何なのか?」に寄せられた生活保護受給者の声です。 小宮山洋子厚生労働大臣が、河準一さんの母親が生活保護を受給していた問題を受け、生活保護受給者の親族が受給者を扶養できない場合、親族側に扶養が困難な理由を証明する義務を課す

    takayan
    takayan 2012/06/01
    改めて、「自己責任」という言葉が、政治や官庁の果たすべき責任を棚上げし、大衆を「思考停止」へと導き、本当に困っている人を奈落の底に叩き落とすワードであることを確認したい。そんな言葉に騙されてたまるか!
  • 『福島原発から海洋に放出されたセシウムは20~30年で日本沿岸に戻る-放射能汚染は長期観測が不可欠』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 先日、気象研究所で放射能観測についてのお話をうかがいました。気象研究所は、半世紀以上に渡る世界最長の放射能観測を継続しているのですが、放射能観測を始めたきっかけは、1954年3月1日にアメリカが南太平洋のビキニ環礁で行った水爆実験によって、静岡の漁船・第五福竜丸が被曝したことにありました。このとき、第五福竜丸の乗組員が被曝しただけでなく、海洋も大気も放射能で広く汚染され、日列島にも「放射能雨」が降り注ぎました。このビキニ事件を契機にして気象研究所は1957年から海洋と大気の放射能観測研究をスタートさせたのです。ビキニ事件の当時、気象研究所にいた故三宅泰雄氏や故猿橋勝子氏をはじめとする研究者たちが、ねばり強く放射能汚染の実態を調査した結果によって、核実験による環境汚染の問

    『福島原発から海洋に放出されたセシウムは20~30年で日本沿岸に戻る-放射能汚染は長期観測が不可欠』
    takayan
    takayan 2012/03/19
    タイトルはある意味「釣り」だが、内容は「気象研究所」の活動についてのきわめて科学的かつまっとうな主張。こういう地道かつ重要な観測活動を途切れさせることは許されないと思う。
  • 『ブラック企業が若者をメンタル疾患に追い込み「民事的に殺す」-パワハラ専門部が存在する日本企業』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 パネルディスカッション「ブラック会社で働く若者たち――周辺的正社員の明日」から、NPO法人POSSE 代表・今野晴貴さんの報告要旨です。(※「非正規の惨状が「ブラック企業化」と正社員の「働きすぎへのムチ」として利用される」 の続きとなるエントリーです。私の要約メモによるものですのでご容赦ください。by文責ノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty) NPO法人POSSE は、若者からの労働相談を年間200件ほど受けています。私自身の活動のきっかけは、若者に投げかけられている「自己責任論」への疑問がありました。現代の若者の意識の方に問題があってニートやフリーターになっているのだから、「ニート・フリーター問題は若者の自己責任だ」などと責められ、「若者はゲーム

    takayan
    takayan 2010/09/28
    こうして「民事的に殺され」ていくのは若者だけではなく、中高齢者も同じ。同じ労働者の問題として、世代を超えて連帯する必要あり。 // 「リストラ対象者を集めてやめさせるための組織」でパワハラする実態。
  • 『自己責任回路・がんばり地獄を脱する反貧困スパイラルへ(湯浅誠氏「貧困も過労死もない社会へ」)』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 きょう午前中は野外での肉体労働!?があり、大汗かいてヘロヘロになったのですが、午後は自宅近くで、湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長、自立生活サポートセンターもやい事務局長)の講演会(「過労死をなくそう!龍基金 第3回中島富雄賞授賞式」の記念講演)があったので行ってきました。講演テーマは「貧困も過労死もない社会へ」です。以下、湯浅誠さんの講演要旨を紹介します。 私は1995年にホームレス支援を始めました。渋谷のホームレス支援ですが、その頃の渋谷にホームレスは100人いませんでした。私は渋谷に遊びに行ったことはありましたが、初めてホームレス支援に参加したときは、衝撃を受けました。渋谷に遊びに行っていたときは、まったくホームレスの方たちの存在は私の目に入っていませんでした。

    takayan
    takayan 2009/08/10
    「自己責任論」という欺瞞の蔓延が、「自己責任感」以外の価値観を見聞きしたことのない人たちを作り、「貧困スパイラル」なのに社会的に貧困問題が可視化されない世の中になった……これがこの国のほんとうの実態。
  • 『貧困問題に取り組まない政治家はいらない - 総選挙で私たちが望むこと』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 1カ月後にせまった総選挙に関する論評とアピールを紹介します。1つは、NHKラジオ第一の「ラジオあさいちばん・ビジネス展望」(7/21)で放送された内橋克人さんの「『暑い夏』に問われること」。もう1つは、反貧困ネットワークの「7.31選挙目前!~私たちが望むこと 集会宣言」です。 ▼「暑い夏」に問われること(経済評論家・内橋克人氏) 総選挙で何が問われるか? 2006年9月に小泉政権が去り、この3年間に安倍、福田、麻生と3人の首相がこの国を担いました。とりわけ小泉構造改革の残された負の遺産にあえぎ続けたというのが小泉政権後であったと言えると思います。 つまり、小泉構造改革が生み出した新たな構造問題である貧困と格差の問題が顕在化し、ついには世界同時危機に遭遇して、矛盾が一挙に

    takayan
    takayan 2009/08/03
    社会的弱者に対するケアがきわめて不十分なこと、その改善を訴えるふたつの発言。セーフティネットの充実に向けての対策立案・実施はまさに喫緊の課題であり、各党公約に関してもこの点にはきちんと注目したい。
  • 『努力しても報われない日本社会 - 子どもの貧困拡大する「小さな政府」「機会不平等社会」』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 『週刊ダイヤモンド』(7/25)が「子ども危機 - この国で育てるリスク」を特集しています。 40度の熱が出ても、病院に行けない子ども、電気・ガス・水道すべてが止まった家で暮らす子ども、小学校の給しか事が満足に取れない子どもなど、教育はおろか、事や医療など生活に必須のものさえ、満たされていない貧困状態にある子どもたちが日に14.3%、7人に1人存在しています。 厚生労働省の調査によれば、3万人以上の子どもが健康保険に加入していない、いわゆる「無保険」の状態にあり、健康保険に加入していても、3割の自己負担額を出せない世帯も多数存在しています。 また、OECDの調査によって、国際標準を大きく下回る日の異常に貧困教育環境を特集記事では指摘しています。 高等教育におけ

    『努力しても報われない日本社会 - 子どもの貧困拡大する「小さな政府」「機会不平等社会」』
    takayan
    takayan 2009/07/28
    「小さな政府」との関連性はおいておくとして、「機会不平等社会」が生む「格差と貧困の世代間連鎖」については、もっと真剣に対策が検討されるべき。ただダイヤモンドの記事は昨年の東洋経済の焼き直しだったような
  • 『ニート64万人・フリーター170万人 - 雇用・社会保障・学校・家族から排除される若者』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 内閣府が7月3日、2009年版「青少年白書」を発表しました。それによると、2008年の「ニート」の人数が、前年より2万人多い64万人に増加しています(※非労働力人口のうち、家事も通学もしていない15~34歳を「ニート」と内閣府は定義)。内訳は、24歳以下が26万人で、25歳以上は38万人。ニートの人数が急激に増えた2002年と比較すると24歳以下は3万人減少したものの、25~34歳の「年長ニート」が3万人増えて38万人となっています。また、2008年のフリーター(15~34歳)の人数は170万人です。 それから、厚生労働省が7月13日、親から離れて児童養護施設に入所している児童数(18歳未満)が2008年2月時点で4万1,602人となっていることを発表しました。これは5年

    takayan
    takayan 2009/07/18
    「日本においては、非正規雇用が『トラップ=罠(わな)』として、若者の自立をはばむものとして大きな問題になっている」その通り。「再チャレンジ」できるようにするための施策も必要、というのも重要な指摘。
  • 『霞が関のワーキングプア』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 雑誌『世界』7月号(岩波書店)に、私たち国公一般が取り上げられました。ジャーナリストの樫田秀樹さんが書かれたルポルタージュ「官製ワーキングプア - 生活保護を受けて教壇に立つ」の中の「霞が関のワーキングプア」と見出しが打たれたところに杉山書記長が登場。献いただきましたので、以下紹介します。(byノックオン) 霞が関のワーキングプア 中央省庁の集う霞が関にもワーキングプアはいる。霞が関には07年7月1日時点で正規職員4万165人と非正規職員1万3142人がいる(総務省調べ)。その多くが月収20万円未満である。 06年末、こんなことがあったという。ある税務署で働く非常勤職員が「雇用保険に加入してください」と上司に申し出たところ、その2日後に雇い止めを通告されたというのだ(そ

    takayan
    takayan 2009/07/05
    法的に何ら救済されない「官製ワーキングプア」の恐ろしさ。 // ILOに直訴するのはひとつのアイディアだと思うが、この国はILOの勧告など平然と無視する国だからなあ……(未批准条約もたくさんある)。
  • 『霞が関の国家公務員3人に1人が過労死の危険感じ4,000人が過労死ラインで働く』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 私たちの仲間、霞国公(霞が関国家公務員労働組合共闘会議)が、霞が関で働く中央省庁の職員(管理職除く)を対象に実施した「残業実態アンケート」の結果を、7月1日に発表しました。 アンケートは今年3月に実施し、3,572人から回答を得ました。以下、霞国公が発表したアンケート結果の要旨を紹介します。今回で17回目となる残業実態アンケートです。(byノックオン) ■4,000人が過労死の危険ライン 霞が関における残業の実態は依然として深刻です。過労死の危険ラインとされる月平均の残業「80時間以上」が8.9%(昨年9.3%)にのぼります。霞が関で働く一般職員(約4万5千人)の8.9%=約4,000人が過労死危険ラインで働いていると推計されます。 事実「80時間以上」の残業があったと答

    takayan
    takayan 2009/07/03
    キャリアは厳密に除いたのか、いるなら調査対象の何%なのか開示せよ。話はそれからだ。 // もし純粋にノンキャリアだけを対象とした調査なら、「国民の要望たる公務員削減」が完全に間違った方向に行った証明になる。
  • 1