国内最大級のハス群生地として知られる滋賀県草津市・烏丸(からすま)半島の琵琶湖岸で、例年なら湖面を埋め尽くしているハスの葉が全く見られない異常事態が起きている。原因は不明で、観光客を集めていた「ハスクルージング」もキャンセル客が続発。業者は人気の高まりを見越して船を増やしただけに、ハスの葉がない“ハスロス”に、頭を抱えている。 【写真】昨年6月下旬の琵琶湖のハス群生地の様子 ◆ギブアップ宣言 烏丸半島周辺のハス群生地は、甲子園球場のグラウンド面積の10倍、約13ヘクタールの広さを誇る。本来なら6月下旬には一面緑色に覆われて、ピンクの花が咲き始めるが、今年は水面にほとんど葉が見られず、草津市が「生育、開花の兆しが見込めない」と“ギブアップ宣言”するほど。同市公園緑地課の担当者も「20年以上も観察し続けているが、経験したことがない」と嘆く。 烏丸半島にあり、琵琶湖の生態系などを研究してい
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