去年、いじめを受けていた長崎市の小学6年の女子児童が自殺したことを巡り、長崎市の教育長が先週、児童が通っていた小学校で、卒業式の直前に来賓に対し、「片づくといいですね」と発言していたことが分かりました。 教育長はその場で陳謝しましたが、真相究明を求めている遺族は「あまりに不用意な発言」と文書で抗議しました。 長崎市では去年7月、小学6年の女子児童が自殺し、市の教育委員会は2件のいじめがあったと認めたものの、自殺との関係は判断できないとし、遺族が真相究明を求めています。 この問題を巡り、長崎市の馬場豊子教育長が、今月19日、児童が通っていた小学校で、卒業式に出席する直前の控え室で、来賓の1人に対し、「片づくといいですね」と発言していたことが分かりました。 その場にいた同級生の保護者から訂正を求められると、「この言葉はよくなかった」と陳謝したということです。 教育委員会によりますと、教育長は「