ウクライナ東部の要衝マリウポリをめぐり、親ロシア派の武装勢力は「特別に選ばれた部隊の一部が活動を開始した」と述べ、新たな部隊の投入を明らかにしました。また、ロシア国防省は19日「緊急声明」を発表し、マリウポリの防衛にあたるウクライナ側の部隊に、日本時間の午後10時までに降伏するよう迫り、マリウポリをめぐる攻防はいっそう激化するおそれが強まっています。 ロシア国防省は、ウクライナ東部の広い範囲に点在するウクライナ軍の拠点、13か所を高精度のミサイルで破壊したと19日、発表しました。 また、東部のドネツク州、ルハンシク州、それに南部のミコライウ州などで、武器庫などの軍事施設1260か所を攻撃したということです。 こうした中、親ロシア派の武装勢力のバスリン報道官は19日、ロシア側が包囲したと主張する、東部の要衝マリウポリの製鉄所をめぐり「施設を襲撃するために特別に選ばれた部隊の一部が活動を開始し