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2011年8月24日のブックマーク (2件)

  • 安斎育郎『増補改訂版 家族で語る食卓の放射能汚染』 - 紙屋研究所

    学習会でとまどう人びと 福島原発の事故以来、左翼組織の中で、なぜかドシロウトのぼくが原発や放射線被害の問題の学習会のチューターをつとめることがある。もちろん専門家ではないので問題の骨格を知るための入門という位置づけだ。 その学習会の場で、ICRP(国際放射線防護委員会)の見解を紹介し、低線量の放射線であってもガンになる確率はあるものとみなされる、としゃべる。安全基準というものは存在せず、「がまん量」なのだ、という話である。 たとえば共産党の機関紙誌にも放射線問題の専門家としてしばしば登場する野口邦和(日大学専任講師)の見解を紹介する。 暫定規制値はあくまでも事故時の緊急対応措置だということを理解する必要がある。メディアは安全基準などという言い方をしているが、安全基準ではない。被曝線量は低ければ低いほどよいというのが通説だ。暫定規制値は、いわば“がまん基準”であり、放射性核種が大規模に漏れ

    安斎育郎『増補改訂版 家族で語る食卓の放射能汚染』 - 紙屋研究所
  • 大野ひろみのクラクラさくら 方医研が繰り広げるちょっと困った原発講演会

    議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます! 8月19日のちょっと困った原発学習会の報告です。 市川市が「放射線が人体に及ぼす影響」というタイトルで市民講座を開くというので、むむ、どうせ市民向けの「安全神話」を垂れ流すのだろうと心配になった。 講師は放射線医学総合研究所、いわゆる「方医研」の気鋭の若手センセーだとか。 これは方医研のスタンスを知る絶好のチャンス。 期待半分、不安半分、政策室スタッフと一緒に市川市民会館へはせ参じた。 700人収容の会場には、200人くらいしか観客はおらず、ちょっと拍子抜け。 今、原発の学習会ならあまり苦労せずとも、すぐに満杯になる。 なのにどうして? 行政肝いりだと、やっぱり信用できない? で、気鋭のセンセ―が話し出したら、あんのじょう、ゆるゆるICRPのお墨付きネタのオンパレード。