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山口智美、斉藤正美、荻上チキ『社会運動の戸惑い: フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(勁草書房、2012)を読んだ。 一言で言うとこの本はフェミニストの研究者による「村の緑を守る会訪問記」である。問題意識としては、フェミニズム的な動きに対抗しようと各地方で起こった「バックラッシュ」的な社会運動(←私が「村の緑を守る会」と呼ぶもの)について、その担い手が実際にはどういう層なのか、レッテル張りに終始しないで記述しようということと、あと現在の日本のフェミニズムに対する内部批判という二つがある。 それで、私なんかは政治的に地域主義者かつフェミニストであるので、地方政治の非常に詳細なルポルタージュという点でとくに第二章から第六章あたりが面白かった。田舎に住んでいると地方政治というのは地元密着である一方黒いところがあるというのがなんとなく意識される瞬間が誰にでもあると思うのだが、そのあた
合意形成が大事だと思うから合意形成についての研究をしているわけですが、逆に「合意形成」なんて言わないほうがいい場面もたくさんあるはずです。 今日届いた土木学会誌をぱらぱらと眺めていたら、こんなことが書いてありました。 ・・・「たとえ通行止めによる社会的影響が大きいとしても受忍すべきである」と社会に受け止めていただくために、どのように取り組んでいくか。今後その戦略を考えていかなければならないが・・・ 大塚敬三「首都高速道路の大規模更新」, 土木学会誌, 98(7), pp. 28-29. 確かに、笹子トンネルの事故などを考えると、社会的影響が大きかったとしても、大規模な工事が必要な場所があることは間違いないような気もします。 とはいえ、本来は、どのような大規模更新が必要なのか、社会全体での熟議が必要だと思います。しかし、まぁ、これは国レベルの政策について学者が論じた論文ではなくて、首都高の担
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