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ブックマーク / mmatsuura.com (4)

  • 打破僵局|mmatsuura.com » 人間はまず判断を下してから理由を考えるのだとしたら:合意形成論のフロンティア

    Jonathan Haidtの”The Righteous Mind: Why Good People are Divided by Politics and Religion”を最近読んでからというもの、けっこう影響を受けているわけです。 で、このの中で、道徳心理学(moral psychology)の実験が例示されています。人間が倫理にまつわる難しい問いかけをされたときに、いくら反証を出されても、自分の結論をなかなか変えようとしないし、反証されて追い込まれれば追い込まれるほど「それってとにかく違和感あるから許せない」みたいな回答しかできなくなるそうです。 この事例をもとに、人間がモラルに関する判断をするときには、自分の理性に問いかけて判断をだしているのではなく、むしろ瞬間的に脳内で判断が行われた後でそれを正当化するための理由を考えているのかもしれないということが指摘されているようです

    打破僵局|mmatsuura.com » 人間はまず判断を下してから理由を考えるのだとしたら:合意形成論のフロンティア
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2014/05/30
    こちらも良記事。
  • 打破僵局|mmatsuura.com » 「ステークホルダーによる熟議」の誤謬:ステークホルダーはモラルを語れない

    「ステークホルダーによる熟議」というフレーズを以前見かけて、そりゃないだろ!と反応した記憶が残っています。誰が言ってたのかいまいち定かではないのですが、いずれにせよおかしいと思うわけです。なぜかは以下の通り。 ステークホルダーの定義はいろいろあるでしょうがは、「何らかの案件について(受け身であったとしても)利害関係がある人たち」を指すことについては大きな異論はないでしょう。つまり、何らの案件との関係性によって、ある程度絞られた人たちのことを意味します。 一方、熟議民主主義(deliberative democracy)というものは、交渉(bargaining)では対応できない「モラル論争(moral conflict)」に対応できる(しようとする)対話・政策形成の枠組みとして出てきたわけです。少なくともGutmann and Thompsonの問題提起はそこにあったかと。ここでいうモラルと

    打破僵局|mmatsuura.com » 「ステークホルダーによる熟議」の誤謬:ステークホルダーはモラルを語れない
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2014/05/30
    良記事。なるほどなあ。
  • 打破僵局|mmatsuura.com » 共同事実確認について「大竹まこと ゴールデンラジオ」で湯浅誠さんに言及いただきました

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2014/05/16
    湯浅誠が共同事実確認について言及というなんと胸熱な展開!(わたくし同世代人として湯浅誠氏をとてもリスペクトしてるのです)/共同事実確認の自過去記事→ http://takehiko-i-hayashi.hatenablog.com/entry/20111205/1323054083
  • 打破僵局|mmatsuura.com » 合意形成など不要の現場もたくさんあるはず

    合意形成が大事だと思うから合意形成についての研究をしているわけですが、逆に「合意形成」なんて言わないほうがいい場面もたくさんあるはずです。 今日届いた土木学会誌をぱらぱらと眺めていたら、こんなことが書いてありました。 ・・・「たとえ通行止めによる社会的影響が大きいとしても受忍すべきである」と社会に受け止めていただくために、どのように取り組んでいくか。今後その戦略を考えていかなければならないが・・・ 大塚敬三「首都高速道路の大規模更新」, 土木学会誌, 98(7), pp. 28-29. 確かに、笹子トンネルの事故などを考えると、社会的影響が大きかったとしても、大規模な工事が必要な場所があることは間違いないような気もします。 とはいえ、来は、どのような大規模更新が必要なのか、社会全体での熟議が必要だと思います。しかし、まぁ、これは国レベルの政策について学者が論じた論文ではなくて、首都高の担

    打破僵局|mmatsuura.com » 合意形成など不要の現場もたくさんあるはず
    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2013/07/02
    "そのような状況"に該当するか否かは誰が判断するべきなのでしょうか。「合意形成など志向しないほうがよいのでしょう」というのは誰に向けて書かれているのかな。行政?一般市民?運動家?
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