タグ

ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (4)

  • 図録▽平均寿命の歴史的推移(日本と主要国)

    アンガス・マディソンAngus Maddisonの「世界経済」(*)から日と世界主要国の平均寿命の歴史的推移を見た図を掲げる。 *The World Economy: A Millennial Perspective/ Historical Statistics (Development Centre Studies) 結論的には、近代以前の世界の平均寿命は20歳代。産業革命時代の欧米や江戸時代の日は30歳代。遅れていた日は1950年以降に一気に欧米を抜き去る。 最も古い時代の推計としてはローマ時代のエジプト33-258年の推計値が24歳とされる。1000年頃の世界の平均寿命も多分24歳ぐらいだったとされる(マディソン同資料)。14~15世紀のイングランドが24歳、18世紀のフランスが25歳とヨーロッパ中世もこれとほとんど変わらない水準である。 1820年になってもインドでは古代エジ

  • 図録▽肥満比率の各国比較(OECD諸国)

    先進国では世界的に太りすぎ・肥満対策が大きな課題になっている。OECDでは各国の肥満比率を各国について公表している。 世界の肥満比率は一般には身長と体重から計算されるBMIが30以上の成人人口比率であるが、わが国ではBMI25以上を「肥満obesity」とすることが多い。国際的には25以上は「過体重Overweight」と定義される。 肥満比率には測定調査と自己申告の2通りの出し方がある。測定に基づく肥満評価は身長体重の当人の勘違いを防げることから申告調査より正確で、より高い数字となるのが普通である。両方の値がある国での男女計の平均を求めると前者は後者の1.45倍となっている。 ここでは、各国データを男女計の大きい順に並べた肥満の国際比較の図録を作成した。対象国はOECD34カ国であり、具体的には、肥満比率(測定値、あるいは申告値の測定値ベース換算値)の低い順に、日韓国、ノルウェー、イ

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2011/06/28
    米国パねえ
  • 図録▽ロシアの平均寿命の推移

    年齢別の死亡率から計算される平均寿命はその国の健康状態、経済発展、社会病理の状況を集約して示す指標である。 ロシアの平均寿命(男性)は欧米先進国の平均寿命(出生時の平均余命)より10歳以上も少なくなっている(図録1620参照)。 こうした状況に至った推移を示す男女別のロシアの平均寿命を欧米先進国平均(主要6カ国平均)とともにグラフにした。 2021年の平均寿命は、男は64.2歳、女は74.8歳である。2019年のそれぞれ68.2歳、78.2歳から大きく低下しているのは新型コロナの影響と見られる。欧米主要先進国でも2020年には低下したが21年には回復の方向に折り返した。これに対してロシアは21年も低下が続いており、また低下幅が大きい点に深刻さが認められる。 男の平均寿命が60歳代半ば強、すなわち定年年齢程度である点はやはり目を引く。ロシアでは年金問題は生じないとも言われていた位である。男性

  • 図録▽OECD諸国の公務員給与水準

    OECD諸国の公務員について各国を比較してきた(公務員数は図録5192、中央・地方比率は図録5192a、女性比率・高齢比率は図録5193、公務員数と財政規模による大きな政府か小さな政府かの総括図は図録5194)。 ここでは、同じくOECDデータにより、公務員の給与水準を概ねうかがうことができるデータを掲げることとする。給与には政府による社会保障負担や諸手当も含まれているので、公務員に対する待遇として含まれていないのは低家賃の公務員住宅など限られたものであろう(出所はOECD,Government at a Glance 2009 )。 独自調査の結果ではないがもっと新しい年次のデータは図録5191に掲げた。 公務員が多い国ほど、公務員の給与総額(人件費総額)も多いはずであるが、この2つの相関図を描いてみれば、一般傾向からどれほど離れているかで給与水準が推定されると考えることができる(原デー

  • 1