飼っているリクガメの、上のクチバシがたいそう伸びていた。小松菜を食べさせてみると、伸びたクチバシが葉っぱを押し戻してうまく噛みつけないようだ。必死で口をパクパクとさせる。クチバシが邪魔をして、葉っぱを口の中に入れることができない。 ロッシー(カメの名前)を動物病院に連れて行かねばと思った。病院に電話をかける。昔、ロッシーが風邪を引いたときにもお世話になった。 「ええ、大丈夫ですよ。では明日の朝お越しください」 (写真:伸びたクチバシ ※野生下のリクガメは、地面に生えている野草を食い千切ったりする過程で自然にクチバシが摩耗するそうだ。飼育下だとクチバシやツメが過伸長しやすい) 朝、まだ眠そうにしているロッシーを抱え上げて、体がすっぽり入るくらいのダンボール箱に入れた。底には新聞紙を敷き詰めてある。揺れた拍子に頭などをぶつけないよう、丸めた新聞紙も入れてやんわりとクッションを作っておく。ロッシ
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