以下に企業財務の基礎を簡単に解説しています。現在価値、資本コスト、システマティックリスクの意味がお分かりの方はお読み戴く必要はないと思います。もし、その意味が分からないということであれば、以下の解説をお読み戴いてから本文をお読み戴ければ、理解が深まるかと思います。 国際環境経済研究所 所長 山本 隆三 1. ESG要素と企業価値の関係注1) 近年では、少なくとも投資期間における財務パフォーマンスを下げないのであれば、ESG投資は、機関投資家にとって受託者責任(フィデュシャリー・デューティー)には反しないという認識が共通化しつつある。では、ESG投資のパフォーマンスについてはどう考えれば良いだろうか。 ESG要素と企業価値の関係については、過去にはミルトン・フリードマンに代表されるような否定的な見方もあったが、最近では、企業のESG活動は、①ステークホルダーとの関係向上、②周囲との関係改善に
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 自社が環境やCSRに真剣に取り組んでいることを、単なる「社会貢献」ではなく、本業の価値を増大させることにつなげたい――。そう考える企業人のためのコミュニケーション講座の第1回。「統合報告」という新しい企業リポーティングのあり方に向けて世界の企業、政府、市場、投資家が動いている。この流れに乗って、自社の企業価値を高めよう。 「統合報告」と呼ばれる新しい企業情報開示のあり方に、世界中のIR(投資家向け広報)担当者やCSR(企業の社会的責任)担当者が注目している。 日本企業では現在50社程度が統合報告書を開示しており、2011年度の20社から大幅に増えた。2013年には100社以上の日本企業が発行するだろうと予想されている。 世界で見れば2012年
何が良いCSRなのか CSRという単語の検索数は、近年下がってきているようです。 今回は、具体的にCSRや企業の活動を「どう判断したらいいのか」ということにお困りのあなたのための記事です。CSRという単語自体を検索しリサーチして分かる通り、CSRと一言にいっても基準が様々で戸惑ってしまいますよね。というわけでCSR度を測る海外の参考サイト9選をご紹介します。 各企業の意見や事実を述べているもの、一方でソーシャルグッドの度合いを測り、マトリックスに図式化しているもの、グローバルレポーティングインデックス(GRI=Global Reporting Index)という、企業の環境、社会、そしてガバナンスなどの情報開示を標準化したものを使っているものもあります。 CSR度を測る海外の参考サイト9選 企業視点 1.The Good Guide “The Good Guide”はあなたが商品を選ぶ手助
iPhoneなどのヒットで快進撃を続けるアップル。2010年に半導体を購入した金額は、世界3位になる。しかし、それだけの量を調達するにもかかわらず、アップルは値切り交渉をしないのだという。その理由とは。 著者プロフィール:野町直弘 アジルアソシエイツ社長。慶應義塾大学経済学部卒業後、大手自動車メーカーに就職。同社および外資系金融業にて調達・購買実務および、調達部門の立ち上げを経験。コンサルティング会社にて調達・購買、ロジスティック、BPR、SCMなどのプロジェクトを担当。ベンチャー系WebインテグレーターでCOOおよびB2Bチームの立ち上げを行う。その後独立しアジルアソシエイツを設立。 今年初め、日経新聞に衝撃的な記事が掲載されていました。 それによると、「アップルが2010年に購入した半導体は120億ドルで世界3位の見込み。2011年には韓国サムスン電子を抜いて、米ヒューレット・パッカー
This year’s Global 100 ranking of the world’s most sustainable companies suggests that performing well on sustainability issues not only makes you more money, it helps you live longer, too—a rosier take on the cliché that nice guys finish last. Analysis by Corporate Knights with Thomson Reuters Datastream shows that the average age of a Global 100 company is 87 years, while the average age of comp
企業の広報ツール向けユニバーサルデザイン支援サービス「トッパンE-UD」を開始 〜「正しく」「わかりやすく」「魅力的に」伝わるよう、広報ツールの構成・文章表現・デザインを再構築〜 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、会社案内やCSR報告書など企業の広報ツール(印刷物やWEBサイト)をユニバーサルデザイン(以下 UD)の視点から、「正しく」「わかりやすく」「魅力的に」伝えるように改善するための支援サービス「トッパン E−UD(イーユーディー)」を2009年12月中旬より開始します。 凸版印刷は、建装材・コミュニケーションツールなどへのユニバーサルデザインの対応に早くから取り組んでいます。また、企業が発行する会社案内やCSR報告書をはじめとする広報ツールの企画、制作を数多く手がけています。凸版印刷では、これらの実績、ノウハウを元に広報ツールの特
前回に引き続き、企業のCSR活動におけるWebサイトの役割についてお話します。今回は企業とステークホルダーの「コミュニケーション」にフォーカスし、事例をいくつか挙げてご紹介していきます。 CSR活動におけるWeb担当者の役割CSR活動が企業にとって重要なものになってきたこと、その一方でWebサイトの世界ではまだまだCSRの分野は成熟したとはいいがたいことは前回の記事内で触れました。企業自体がCSR活動に取り組んでいないケースも多いですし、CSR活動が限定的なためWebサイトのコンテンツも紹介レベルでとどまってしまうケースがほとんどです。しかし、国際規格化が進むなど世界的にみても日本国内をみてもCSR活動が企業にとって当たり前になるのは確実だと言えるでしょう。CSR活動は、広く展開すればするほど企業内で関連する担当部署が多岐にわたることになります。そのとき、Webサイトをとおしてステークホル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く