ロケットはテキサス州から打ち上げられ、宇宙船「ニューシェパード」を高度100キロまで運んだ後、地上に戻って垂直軟着陸を果たした。公開された動画では、降下してきたロケットが姿勢制御しながら垂直に着陸する様子がとらえられている。 ロケットを自動的に垂直に着陸させる技術は、打ち上げロケットの回収・再利用を低コストに行う上で重要。イーロン・マスク氏の宇宙企業SpaceXも試みているが、いまだに完全には成功しておらず、ベゾス氏の企業が先んじた格好だ。
![「歴史的ランディング」 ロケットの垂直着陸に成功 ベゾス氏の宇宙企業](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/42fd4bc213f889ac18425a460f0cadb6cff9e66c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1511%2F25%2Fl_sk_blueorigin_01.jpg)
地上から350キロ前後の軌道にある国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶために飛行を続けていた日本初の無人宇宙船「HTV」が18日午前7時半ごろ、ISSへの結合に成功した。来年にも退役予定の米国のスペースシャトルに代わって大型設備を運べる唯一の補給機で、2015年まで年1回の頻度で飛行が計画されている。 結合作業には5時間ほどかかった。ISSに接続されている日本実験棟「きぼう」の反射板にレーザーをあてて距離を測りながら、まず2時間ほどかけ、ISSから約300メートル離れた地点から約10メートルまで近づいて停止した。 ISSにいる飛行士が、ロボットアームを操作してHTVを捕まえると、茨城県つくば市の筑波宇宙センター管制室では歓声が上がり、管制官らが抱き合ったり、握手し合ったりして喜んだ。さらに約2時間半かけて結合した。 HTVには日本実験棟「きぼう」に取りつける地球環境計測装置のほ
国際宇宙ステーション(ISS)に食料や実験装置などを届けるため日本が打ち上げた無人補給機「HTV」初号機は18日朝(日本時間)、ロボットアームによるISSへの設置に成功した。ボルトによる固定作業や電気系統の接続を行い、ドッキング(結合)完了後に、飛行士が船内に入室するなどして荷物などの補給作業を行う。今回の成功で日本は国際的な義務をひとまず果たし、米露欧に続くISSへの独自の輸送手段を確保した。 HTVは今月11日未明、宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センター(鹿児島県)から新大型ロケット「H2B」初号機で打ち上げられた。その後は同筑波宇宙センター(茨城県)で飛行を制御し、約1週間かけて高度345キロのISSに接近した。 18日未明にISSの約500メートル下へ到達後、ISSと同一の速度、向きを維持しながら毎分約1〜10メートルずつ上昇。筑波と米航空宇宙局(NASA)、ISSの連
ISSの下10メートルまで近づき、ロボットアームに捕まれるのを待つHTV=18日午前4時半ごろ、NASAテレビからISSのアームに捕まれ、結合直前のHTV=18日午前7時過ぎ、NASAテレビから 地上から350キロ前後の軌道にある国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶために飛行を続けていた日本初の無人宇宙船「HTV」が18日午前7時半ごろ、ISSへの結合に成功した。来年にも退役予定の米国のスペースシャトルに代わって大型設備を運べる唯一の補給機で、2015年まで年1回の頻度で飛行が計画されている。 結合作業には5時間ほどかかった。ISSに接続されている日本実験棟「きぼう」の反射板にレーザーをあてて距離を測りながら、まず2時間ほどかけ、ISSから約300メートル離れた地点から約10メートルまで近づいて停止した。 ISSにいる飛行士が、ロボットアームを操作してHTVを捕まえると、茨城県
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