共通ポイント「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティング(東京・渋谷)が経済圏拡大に挑む。タッグ相手に選んだのは電子商取引(EC)サイト「Temu(テム)」を手掛ける中国発のPDDホールディングスだ。米欧で急成長する勢いを買った格好だが、中国系のネット通販企業SHEIN(シーイン)との訴訟合戦といったリスクも抱える。勝負手は吉と出るか、凶と出るか。「前向きな結果を得られている」
王者楽天ポイントに迫れるか? 新生Vポイントの“勝算”:「ポイント経済圏」定点観測(1/5 ページ) 4月23日にCCCマーケティングが運営するTポイントと、SMBCグループが運営するVポイントが統合し、新生Vポイントが誕生した。共通ポイントの先駆けであるTポイントの名称はなくなるものの、イメージカラーである青と黄色を引き継ぎ、継続性と将来性の両方をアピールする。 市場規模2.5兆円に達した企業発行ポイント。中でも、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、PayPayポイント、そしてVポイントは、ポイント経済圏を作り、グループ内に顧客の囲い込みを進めている。そんな中、新生Vポイントの勝算はどこにあるのだろうか。 旧Tポイントの立ち位置 まずは旧Tポイントの立ち位置を確認しておこう。読者の方々のTポイントのイメージはどうか? 「昔Tポイントカード、持っていたなあ」「コンビニで『Tポイン
2024年5月29日より共通ポイントサービスの「楽天ポイントカード」を導入 全国に多くの会員を有する共通ポイントサービスの「楽天ポイントカード」を導入します。 「楽天ポイントカード」の会員であれば、店舗でのお支払い時に「楽天ポイントカード」または「楽天ポイントカード」機能が搭載されたアプリを提示すると、お買い上げ金額に応じて「楽天ポイント」を貯めることができます。 セイムスで貯めた「楽天ポイント」はもちろん、保有している「楽天ポイント」もお支払い時にお使いいただくことが可能です。また、セイムス会員で、かつ「楽天ポイントカード」の会員であれば、「セイムスポイント」と「楽天ポイント」の両方のポイントを貯めることが可能となります。 ※ドラッグユタカ・太陽堂は、現在「Tポイント」のみを貯めることができますが、本提携により、「楽天ポイント」または「Tポイント」いずれかのポイントを選択して貯めることが
若干異なる主要各社のポイント事業 では、競合の状況はどうか。主なライバルと目されるのが、「Ponta」(ポンタ、ロイヤルマーケティング)、「楽天ポイント」(楽天グループ)、「dポイント」(NTTドコモ)だ。一見、同じポイント事業に見えるが、その事業内容は各社で若干異なる。 Tポイントは03年に始まり、コンビニやドラッグストア、飲食店など各業界から参画事業者を募り、「共通ポイント」によるアライアンス化で事業を拡大してきた。共通ポイントは業界内では当時、画期的な取り組みだったため、ポイント業界内では老舗とされている。運営元CCCが22年10月に公開した公式Webサイトの情報によると、全国5218社、約14万6000店舗で利用可能だという。 Tポイント同様に、ポンタも共通ポイントで利用者を拡大してきた。運営元ロイヤルマーケティングは自社の公式Webサイトで、会員数1億1305万人、提携店舗数28
今まで通りで大丈夫! 新Vポイントはこれまで通りお持ちのTカードやスマホで大丈夫!Visa加盟店でも使えてより便利に! 三井住友カードなら Wで貯まる! Tポイント提携先で、これまで通りモバイルTカードを提示。カードでお支払いをするとポイントがダブルで貯まる。さらにタッチ決済ならもっと貯まる!
共通ポイント業界が揺れ動いている。ヤフーの離脱などで苦境に陥っていた「Tポイント」を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)。同社に手を差し伸べたのが、メインバンクの三井住友銀行を傘下に抱える三井住友フィナンシャルグループ(FG)だった。CCCは資金面などで後ろ盾を得た形だが、足元でTポイントの有力加盟企業がマルチポイントへの移行を表明するなど、先行きは予断を許さない。 「トップダウンで交渉が進んだからこそ、短期間で基本合意までこぎ着けられた」。CCCの関係者は三井住友FGとの資本業務提携の舞台裏をこう明かす。この関係者によると、CCCの創業者である増田宗昭社長と三井住友FGの太田純社長が意気投合し、約2カ月で基本合意に至ったという。両社は2022年12月末までの最終合意を目指している。 提携の中身はこうだ。まずCCC傘下でTポイント事業を展開するCCCMKホールディングス(H
Published 2022/08/27 16:28 (JST) Updated 2022/08/27 18:21 (JST) マイナンバーカード取得者に最大2万円分のポイントを付与する「マイナポイント第2弾」のため、総務省が確保した約1兆4千億円の予算に多額の余剰が生じる見込みであることが27日、分かった。新規取得者が伸びていないためで、最も新しい25日時点のデータで算出すると、予算を最大限使ったとしても4割強の約6千億円が余る。使い残しを減らすため、9月末としていた期限の延長もありそうだ。 財務省の審議会は昨年12月の建議で「ポイント付与によるカード普及効果には限界がある」と指摘しており、これを裏付けた格好。総務省はポイントに頼らない普及策が求められる。
共通ポイント業界に「本命」がいよいよ参入する。スマートフォン決済で首位のPayPayだ。NTTドコモや楽天グループなどのライバル勢は、PayPayがスマホ決済と同様に、豊富な資金力を元手に共通ポイント業界に殴り込みをかける構図を警戒する。PayPay参入で共通ポイント業界の勢力図はどう変わるのか。 「うちの加盟店に営業攻勢をかけている」。ある共通ポイント事業者の幹部は、PayPayに対する警戒感を日々強めている。 PayPayは今春、共通ポイント業界への参入計画を明らかにした。2022年10月以降、「PayPayポイント」をグループ外に開放する予定だ。同社によると、PayPayポイントの発行額は2020年度時点で既に業界2番手の水準で、2023年度に業界首位を狙うという。現時点で、PayPayは共通ポイント参入に関する詳細な戦略を明らかにしておらず、それが一層、ライバル勢の疑心暗鬼を強めて
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