冬至の22日、三重県の伊勢神宮では1年を通して、この時期にしか見られない、参道の鳥居の間から上る朝日を一目見ようという大勢の人で朝早くからにぎわいました。 伊勢神宮では、冬至の頃にだけ参道の入り口の宇治橋の手前に立つ大鳥居の間から朝日が上ります。 大鳥居は「式年遷宮」の翌年に当たることし、20年ぶりに建て替えられました。新しい鳥居で迎える初めての冬至となった22日、およそ1000人が訪れ、夜明け前から寒さにじっと耐えながら日の出を待ちました。そして、午前7時40分すぎ、大鳥居の奥に見える山のりょう線から朝日が姿を見せ始めると、訪れた人たちは歓声を上げ、カメラや携帯電話で写真を撮っていました。 このあと、地元の観光協会から冬至にちなんだ、かぼちゃが入ったぜんざいがふるまわれ、体を温めていました。東京から来た22歳の女性は「ぜんざいもいただいて幸せな気分です。一年のよい締めくくりになりました」
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