白熱灯に2016年度から省エネトップランナー制度を適用、蛍光灯には言及なし:省エネ機器(1/2 ページ) 政府は官民対話の中で省エネ関連政策についての方針を示した。新たに白熱灯に省エネトップランナー制度を適用する他、従来製造業向けに展開してきた同制度を流通・サービス業に拡大するという。一部報道であった蛍光灯についての言及はなかった。 省エネトップランナー制度は「エネルギーの使用の合理化に関する法律(以下、省エネ法)」が1997年のCOP3(気候変動枠組み条約第3回締約国会議)を受けて改正されたことにより、始まった制度である。 省エネトップランナー制度とは、自動車の燃費基準や電気・ガス石油機器などの省エネルギー基準を、それぞれの機器にいて最も優れている機器の性能(トップランナー基準)以上にするというものだ。同一製品内において最も優れている製品をターゲットに一定期間内でのメーカー間での競争を促