東京・文京区にある順天堂大学の附属の医院を運営する学校法人は、51年前に医院で生まれた赤ちゃんを取り違えた可能性が極めて高いと、今月公表しました。 この取り違えの被害に遭った当事者の男性がNHKの取材に応じました。 取り違えが明らかになったあと医院側から謝罪を受けましたが実の両親についての情報は拒否されたということで、男性は「別の人生を歩んでいたのかと思うと許せない。一度でいいから本当の親と会って話をしてみたい」と訴えました。 今月6日、東京・文京区にある「順天堂大学附属順天堂医院」を運営する学校法人は、51年前、医院で生まれた赤ちゃんを取り違えた可能性が極めて高いとホームページ上で公表しました。 この問題で、都内に住む51歳の男性が51年前の1月、医院で産まれたことを記載した母子手帳やDNA検査の結果などを示した上で、取り違えの被害に遭ったと証言しました。 男性によりますと3年前、母親か