駐仏法王大使を務めるルイジ・ベントゥーラ大司教(2010年11月7日撮影、資料写真)。(c)REMY GABALDA / AFP 【2月16日 AFP】フランスの検察当局は15日、バチカン(ローマ法王庁)の駐仏大使による性的暴行疑惑を捜査していることを明らかにした。長年にわたるスキャンダルの幕引きを図っているローマ・カトリック教会に新たな悪報が舞い込んだ形だ。 フランシスコ法王(Pope Francis)は、同教会が今後は虐待疑惑に目をつぶらないと約束し、昨年には小児愛疑惑が浮上した枢機卿2人を教会の中枢組織から外している。 今回の疑惑は、イタリア出身のルイジ・ベントゥーラ(Luigi Ventura)大司教(74)に対するもの。同大司教は、2009年から駐仏法王大使を務め、外交特権で保護されている。 ベントゥーラ大司教は先月17日、パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長が
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