ポール・バーホーベン監督[映画.com ニュース] 「フランス映画祭2017」の企画の一環で、ポール・バーホーベン監督が創作の裏側を語り尽くすマスタークラスが6月24日、渋谷の映画美学校で行われた。 オランダ出身のバーホーベン監督は、オランダでテレビ・映画作品を手掛けた後に、1980年代以降はアメリカに進出。ピーター・ウェラー主演の「ロボコップ」やアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「トータル・リコール」、シャロン・ストーン主演の「氷の微笑」などで話題を集めた鬼才。近年はヨーロッパに戻り、「ブラックブック」「エル ELLE」といった作品を発表。過剰なまでのエロ・グロ・バイオレンス、そして皮肉に満ちた社会風刺描写などで、作品を発表するごとに常に話題を集めている。 バーホーベン監督には熱狂的なファンが多く、この日のチケットは即完売。会場は映画製作を志す者たちの熱気に満ちあふれていた。「リング