東日本大震災の後の「脱原発をしよう」っていう規制の中で、冒頭からN2リアクターを補機にして、N2リアクターの暴走を覚悟の上で人類の砦となるために戦う無敵戦艦ヴンターを描いた庵野さんは、本当に20世紀SF原子力の愛好者、核爆発アニメーターとして尊敬できる。 なにしろ原子炉はアトムにもガンダムにもドラえもんにもジャイアントロボにも詰んでありますからね。 庵野秀明さんは破壊の美学が好きだし、ダイコンフィルムの頃から核実験映像をアニメーションに再現する事に努力をしてきた人だ。 で、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破は、東日本大震災によってシナリオが改変されたそうだが、そこで「さよならレッドノア」の再放送を中越地震の時に中止したNHKのような逃げの姿勢ではなく、あえて「大破壊後の世界」「そんな世界でも生きるために原子力や、もっとヤバいエヴァ動力を使ってる人々」を描くのは、口先で「原発は悪い!」「東京電力に