ポリティカリー・コレクトでない映画に抗議したり批判したりボイコットするのはいいけれど、劇場に上映中止を求める圧力をかける運動は危険だ。そうすると、たとえば日本の戦争責任を問う映画の上映中止を求める圧力も正当化されてしまうからだ。
![町山智浩 on Twitter: "ポリティカリー・コレクトでない映画に抗議したり批判したりボイコットするのはいいけれど、劇場に上映中止を求める圧力をかける運動は危険だ。そうすると、たとえば日本の戦争責任を問う映画の上映中止を求める圧力も正当化されてしまうからだ。"](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf99b3c1f30ac099e85614a55a62ba2a5c4296c1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpbs.twimg.com%2Fprofile_images%2F1590200343102636033%2FbpiVBDPe.jpg)
韓国で9月5日に封切された映画「天安艦プロジェクト」が表現の自由と安全保障を巡る問題になっている。大手映画館のMegaboxが、全国22の映画館で上映を開始した「天安艦プロジェクト」の上映を中止すると発表したのだ。上映2日目である6日、Megaboxは自社ホームページに「『天安艦プロジェクト』の上映に反対する団体が強く抗議し、集会を開催すると予告した。映画館において、その抗議団体と観客が衝突することが予想される。観客の安全を守るためやむを得ず、7日午前0時から上映を中止する」と告知した。 2日間で5000人以上が足を運んだ。上映時間75分の短いドキュメンタリー映画であるにもかかわらず、観客の入りが好調だと話題になったばかりだった。大手映画館Megaboxが上映を取り消したため、インディー映画や芸術映画専用の映画館10カ所は9月9日から上映することにした。 「天安艦プロジェクト」は韓国の哨戒
うんまあ、公表された言論について批判するのと公開前に批判を加えてそれを制約しようとするのとではやはり違うし、「そもそもあんたら見てから批判してるのかね」と言いたくなるところもあるので、もちろん気にくわないわな今回の騒動は。『プライド・真実の瞬間』のときになんかいろいろした人たちがいなかったっけとか言いたくなるところはあるし、そのときうごめいたなかで実際に見た人たちがどれだけいたのかねとは思うけどな。いや私自身も見てないし、どちらか片方タダで見せてやると言われたら『靖国』にするけど。 今回の騒動で読み取るべきことはおそらく三点くらいある。第一に、まあ配給と映画館の契約関係が厳密にどうなっているのか私は知らないが、やはり契約締結以前の段階で断られたら法律的にはどうにもならないよねということ。映画館も公的施設ではないし、契約締結義務はないわな。裁判に訴えて、勝って、損害賠償なりを受け取って、それ
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