大手映画会社の東宝は、ことし2月までの1年間の決算を発表し、「君の名は。」や「シン・ゴジラ」など去年公開された映画でヒット作が相次いだことから、3年連続で過去最高益を更新しました。 これは、去年8月に公開されたアニメーション映画「君の名は。」が今月9日現在で興行収入が248億円を超える大ヒットになったほか、去年7月に公開された特撮映画「シン・ゴジラ」も82億円を超えるなど、ヒット作が相次いだからです。 会見で東宝の太古伸幸常務は「映画2本が大ヒットして最高の1年だった。お客の移ろいやすいニーズを先読みし、試行錯誤しながら、作品のラインナップを充実させていきたい」と話していました。 松竹も14日、グループ全体の1年間の決算を発表し、去年6月に公開された若者の恋愛もようを描いた「植物図鑑」などがヒットしたことから、売り上げが961億円と4%増え、営業利益も75億円と1.8%増えて、2年ぶりの増