ヨーロッパでは、場所によっては連日、日中の最高気温が40度を超えるなど、広い範囲で記録的な猛暑となっていて、イタリアなど11か国は警報を発表し、住民や観光客に警戒を呼びかけています。 イタリアは大勢の観光客でにぎわうシーズンですが、3日には、首都ローマ近郊で43度の気温が観測され、ローマでは翌日、ボランティアが観光客らに水が入ったペットボトルを配って熱中症への注意を呼びかける様子も見られました。ヨーロッパではほかにも日中の最高気温が連日、40度を超えている場所があり、ところによっては平年より10度から15度高くなっています。 こうした中、猛暑が原因と見られる森林火災も相次いでいて、東部のアルバニアでは4日現在、国内の75か所で火の勢いがおさまらず、EU=ヨーロッパ連合に支援を要請したということです。 この猛暑は来週半ばまで続く見通しだということで、イタリアやハンガリーなど合わせて11か国が