ことし7月、大阪 枚方市の遊園地で、着ぐるみを着てショーの練習をしていた男性が熱中症で死亡した事故を受けて大阪労働局が調べたところ、法律で必要な人数の衛生管理者を選任していなかったとして、運営会社と社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。 この事故を受けて、大阪労働局が遊園地の安全管理体制を調べたところ、従業員への飲み水の用意などに問題はありませんでしたが、死亡事故が起きる前の去年4月までの3か月近く、労働者の数に基づいて法律で義務づけられる衛生管理者が3人必要だったのに1人しか選任していなかったということです。 このため大阪労働局は「ひらかたパーク」を運営する「京阪レジャーサービス」と、40代の男性社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。 京阪レジャーサービスは「書類送検されたことについては真摯(しんし)に受け止め、二度とこのような事故が起きないよう熱中症対策はもちろ