芋煮の汁だけが残る直径6メートルの大鍋=6日、山形市。小宮路勝撮影芋煮が無くなり、払い戻しの列に並ぶ人たち=6日、山形市。小宮路勝撮影会場に置かれたアルコール液で手を消毒する人の姿も目立った=山形市馬見ケ崎 21回目を迎えた「日本一の芋煮会フェスティバル」が6日、山形市の馬見ケ崎河川敷であった。青空の下、あちこちで家族連れが芋煮をほおばった。だが、主催者のミスで最後に芋煮が足りなくなる事態が発生。何時間も待った末に、芋煮を味わえなかった来場者も多くいた。 今年は直径6メートルの大鍋で「内陸風しょうゆ」約3万食、3メートルの中鍋で「庄内風みそ」約5千食を用意した。主催する「日本一の芋煮会フェスティバル協議会」によると、来場者は約20万人で過去最多。自宅から持ってきた鍋に数人分の芋煮をよそってもらう人も多かった。東北を旅行中の神奈川県の農業芳野克男さん(60)は「河原で食べるというのがまた