EUが「人種差別をやめよう」という狙いでCMを作ってネットで公開したところ、そのCMムービー自体が人種差別的だと猛烈な批判を受けて、公開からわずか数日で配信中止になるという事態が発生しました。製作費が12万7000ユーロ(約1370万円)、さらに配信に12万1500ユーロ(約1315万円)がかかっていたというムービーなのですが、一体何がどのように悪かったのでしょうか。 配信中止のムービーがYouTubeにアップされていて、内容はこんな感じです。 EU enlacement ad - YouTube 薄暗い駅の中を歩いて行く黄色い服の人影 ブルース・リーか、そこから影響を受けたタランティーノ監督の「キル・ビル」を連想させる、黒いラインの入ったトラックスーツ姿の白人女性。 そこへ、拳法家のようなアジア系の男性が現れました。 いきなり戦闘態勢です 背後からも1人、姿を現しました。 ふわっと体を浮
![わずか数日で公開中止になったEUの人種差別反対CMムービー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95bf1cda6af4aac6a2c557aa2769bb7d016b467d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2012%2F03%2F19%2Feuropean-union-cm%2F00-top.jpg)