最先端の放送技術研究開発成果が楽しめるNHKの「技研公開2012」が5月24日、世田谷・砧のNHK放送技術研究所で開幕する。66回目を迎える今回のテーマは「わくわくが、あふれだす」。完全デジタル化後の放送サービス充実に向けた放送・通信連携サービスのほか、超高精細映像「スーパーハイビジョン」(SHV)上映や眼鏡なし立体、将来の放送サービスといった技術など36項目が展示される。 「スーパーハイビジョンシアター」は、従来の試写室から技研講堂に場所を移して実施。上映コンテンツは今回のために制作した短尺ドキュメント「スペースシャトル 最後の打ち上げ」を用意するなど、例年以上にゆったりとした環境で高臨場感映像を堪能できる。 同じくSHV関連では、パナソニックAVCネットワークスと共同開発した「145インチスーパーハイビジョンディスプレイ」(展示番号21)も注目できる。新たなパネル駆動技術開発によって実
NHK、スーパーHD放送視野に入れた「高度BSデジタル」を提唱 −「放送技研公開 2008」で先行公開。3Dテレビも 日本放送協会(NHK)は、東京・世田谷区にあるNHK放送技術研究所を一般公開する「技研公開2008」を5月22日から25日まで実施する。入場は無料。公開に先立って20日、マスコミ向けの先行公開が行なわれた。 NHK放送研究所の研究活動の成果を視聴者に公開・説明するイベントとして、毎年公開されている。2008年は、スーパーハイビジョンシステムのクオリティ向上や、スーパーハイビジョンを実際に家庭に導入するための技術展示、BSアナログ放送が終了する2011年以降に向けた「高度BSデジタル放送システム」の提案、「さらに先の放送」として開発が進められる立体テレビの紹介などが行なわれている。 なお、今年の12月にサービス開始が予定されている「NHKオンデマンド」については、技
NHKとビクター、スーパーハイビジョンプロジェクタを開発 −3,300万画素で、広ダイナミックレンジを実現 日本放送協会(NHK)と日本ビクター株式会社は13日、3,300万画素のスーパーハイビジョンプロジェクタを共同開発したと発表した。 スーパーハイビジョンの7,680×4,320ドット(3,300万画素)にフル対応したプロジェクタ。ビクターが開発したLCOSパネルを採用し、スーパーハイビジョンを実現する。 2段階の変調部を備えており、色信号の変調には800万画素/4,096×2,160ドットのLCOSパネルを3枚利用し、3,840×2,160ドットの映像を入力。輝度信号に対しては、7,680×4,320ドットの輝度変調画像を8,192×4,320ドットの単版LOCSパネルに入力して表現する。色信号用に800万画素デバイスを用いることで、低コストでの十分な解像度を実現したという。 ま
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