総務省は2日、相手の承諾なしに「インフルエンザ用マスク大量入荷」などと書いた広告メールを大量に送信したとして、特定電子メール送信適正化法(迷惑メール防止法)違反で通信販売会社「HolyAce」(東京都渋谷区)に、是正を求める措置命令を出した。 同社はサプリメントなどを販売するサイト「Siena Beauty」を運営。広告メールを多数の人に送り付けており、新型インフルエンザが発生して以降は「緊急入荷。マスクは国内では入手が出来ない状態です」などと書いていた。 迷惑メール相談センターに、昨年12月から今年5月までに約800件の苦情が寄せられていた。同省は1月に警告したが、その後も改善が見られなかったという。