米ネットフリックスが劇場参入=「同時公開」に映画館反発 米ネットフリックスが劇場参入=「同時公開」に映画館反発 【シリコンバレー時事】定額制動画配信サービス世界最大手の米ネットフリックスは16日、米国の映画館でオリジナル作品の上映を始めた。ネット配信サービスで成功した余勢を駆っての劇場参入となるが、劇場とネット上での同時公開に大手映画館チェーンは反発している。 16日公開されたのは「ビースト・オブ・ノー・ネーション」。日系米国人キャリー・フクナガ監督の作品で、アフリカの少年が武装集団の兵士へと変貌していく姿を描いた。 ネットフリックスは世界50カ国以上で事業を展開し、会員数は約6900万人。今年9月には日本でもサービスを始めた。オリジナル作品の配信にも力を入れており、政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」ではゴールデングローブ賞などを獲得し、視聴者を増やした。劇場公開により、ノミネートされ