橘玲氏「リベラル化、グローバル化、知識社会化の三位一体の巨大な潮流が世界を覆う」インタビュー【第1回】 「幸せ」とは何だろう――日本は安全で、治安も良くて、豊かで、インフラも教育制度も整備されています。 不景気といっても、GDPは世界3位。しかし私たちは心から幸せだと思える人生を送っているのでしょうか? その問いに答えてくれるのは、注目の書籍『幸福の「資本」論』や『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』を世に送りだした作家・橘玲(たちばな・あきら)さん。 日本社会の構造分析や海外の事情も交えながら、人生100年時代の生き方戦略について考えます。 ──まず前提として、2020年に向けて景気はどうなっていくのでしょうか? 長期的には、割と楽観的に考えています。 AI(人工知能)などテクノロジーの進歩は大方の専門家の予想を超えており、これからさまざまな分野でイノベーションが生み出されていくでしょう。
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