ブレーキを装着していない自転車で公道を走ったとして、「赤切符」を切られる例が出ている。自転車と歩行者との事故が激増する中、警察は取締を強めている。中には「ブレーキが前にだけある」のケースでも検挙されることがある。自転車のブレーキを巡る状況は今、大きく変化しているらしい。 福岡市の若い男性が道路交通法違反(制動装置不良)の罪で略式起訴され、2011年1月12日付で福岡簡裁から罰金6000円の略式命令を受けた。ブレーキを取り外した自転車を公道で運転したためだ。赤切符を切られたが再度運転したという。 ピストバイクと呼ばれる競技用自転車 「ブレーキのない自転車」として主に知られるのは、ピストバイクと呼ばれる競技用自転車だ。競技用自転車には最初からブレーキがなく、ペダルと後輪の動きが連動する固定ギアで、後退しようと力を入れればブレーキ力が働く。もっとも、ある程度のスピードの自転車を止めるには相当の筋
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