世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」で5度の総合優勝を果たした伝説のチャンピオンベルナール・イノー氏(59)が27日、那須町を訪れ、来年6月に同町内で開催される「全日本自転車競技選手権大会ロードレース」の予定コースを試走した。 イノー氏は同日、町役場を訪問し、高久勝町長と会談。その後、町スポーツセンターから道の駅「東山道伊王野」までの約7キロのコースを、「那須ブラーゼン」の佐野淳哉選手や高久町長らとともにロードバイクで駆け抜けた。 約20分でゴールしたイノー氏は、記者団に「アップダウンなどのバリエーションがあり、景色もきれいで素晴らしい」とコースの印象を語った。 また高久町長は「自転車レースの神様、イノー氏に来てもらえて夢のようだ。一緒に走り、その力強さにも驚かされた。来年の選手権大会の弾みになる」と話した。 イノー氏の那須滞在の様子は、BSフジとTSSプロダクションがタイアッ