目指せ35%省エネ、今だからこそ“本気の節電術”(後編):大規模停電を回避せよ!(1/7 ページ) 東北関東大震災の影響で、首都圏の大規模停電も懸念されている昨今。この大規模停電を避けるためにも節電できるところは節電するのが肝心だ。節電効果の高い、本当に効果のある節電を考えてみよう。 前回は24時間通電している製品の節電を考えてみた。今回は節電の強敵であるエアコンなど通電時間の長い製品とドライヤー、掃除機など通電時間の短い製品について考えてみたい。 元々筆者の節電は電気代の削減が理由でスタートしたものだ。一方現在、首都圏で必要なのは電力使用のピークを下げる節電である。家庭に置き換えるとブレーカーが上がらないようにする節電だ。エアコン、電子レンジ、ドライヤーを同時に使うとブレーカーは上がってしまうが、電子レンジとドライヤーを同時に使わなければ大丈夫。電気代の節電にはならないが、ピーク電力の節