日本を代表する夏祭りの1つ、徳島市の阿波おどりが、12日夕方、開幕しました。ことしは市を中心とした実行委員会と踊り手の団体が対立し、混乱が続く中での開幕となりました。 かねや笛、それに太鼓が奏でる「ぞめき」と呼ばれる独特のリズムに合わせて、踊り手のグループが、屋外に設けられた演舞場に次々と登場しています。そして、手を高く上げてしなやかに踊る「女踊り」と、うちわやちょうちんを手にして腰を落として踊る「男踊り」のそれぞれの踊り手たちが、躍動感のある踊りを披露しています。12日は7つの演舞場を中心に、午後10時半まで阿波おどりが行われる予定です。 ことしの阿波おどりをめぐっては、これまで主催してきた徳島市観光協会が赤字問題で解散することが決まり、市を中心とする新たな実行委員会が運営することになりました。 しかし、実行委員会の運営方針に有力な踊り手のグループで作る団体が反発し、この団体に所属するグ