運転の交代に2分遅れたら…「2分間分の休暇届け」で“賃金カット”? 運転士がJR西日本を提訴 岡山 2021/3/31 19:57 JR西日本の運転士が、勘違いなどで起きた業務の遅れで賃金をカットされるのは不当だとして、JR西日本に対して訴えを起こしました。 (JR西日本岡山支社 運転士/原告・和田博文さん) 「無価値労働とか債務不履行など聞いたこともないような言葉を出してきて、何が何でも賃金カットをしようとしました。私は決してサボっていたわけではありません」 訴えを起こしたのは、JR西日本岡山支社の運転士・和田博文さん(58)です。 訴状によりますと和田さんは、勘違いにより回送列車の移動業務に2分間の遅れが生じたことに対してJR西日本が賃金をカットすることは不当であると主張しています。 JR西日本に対して未払いの賃金と慰謝料など合わせて約220万円を求めています。 (JR西日本岡山支社