新潟県は、RubyやPostgreSQLなどのオープンソースソフトウエアを使って開発した障害者スポーツ大会の競技運営支援システムを採用した。2009年10月に実施する第9回全国障害者スポーツ大会「トキめき新潟大会」で活用する。システムは2009年1月から稼働を開始しており、同年5月に開催するリハーサル大会に向け、選手の登録作業が進んでいる。 大会の競技運営は開催県が毎年変わるため、その業務知識の継承が難しく、従来、システムは特定の国体ビジネス専門ベンダーが随意契約で毎回システムを受注していた。従来システムはクライアント・サーバ方式で、大会事務局内で利用を想定しており、情報の授受がフロッピーディスクや紙などにより人の手を多く介す必要があった。これに対して、今回開発したシステムは、Webアプリケーションであり、全ての情報をインターネットにより発生源で入力できる。選手団の参加登録や開催地での競技