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ブックマーク / www.mhi.co.jp (2)

  • 三菱重工 航空宇宙事業本部|パイロットの話 「コックピットから その1」

    高度40000フィート速度0.95マッハこれが音速への入り口です。 この付近は遷音速域と言われ、機体の一部分ではすでに音速を超える部分も出てきています。このため飛行機によってはやや不安定な動きをする場合があります。当然パイロットにはそれに対応するために、特別な操舵が必要となります。 例えば、F-4では縦の静安定が逆転します。 飛行機は通常、加速をすれば機首が上がってきます。逆に減速すれば機首が下がってきます。これを縦の静安定が有ると言います。 F-4も音速以下もしくは音速以上では同じ特性があります。しかし遷音速域ではこれが逆転します。加速すれば、機首が下がろうとして、減速すれば、機首が上がろうとします。 具体的イメージが湧かないと思いますが、例えば、超音速飛行で右の5G旋回をします。旋回をすると抵抗が増えますので飛行機は徐々に減速します。減速してくると普通は、機首が下がろうとします

  • 三菱重工|Chapter 7 左右対称でない飛行機

    ■飛行機はみんな左右対称? 飛行機に限らず、人間が作った乗り物は、ほとんどが左右対称です。左旋回だけが得意な飛行機や、胴体の右側にしか荷物を乗せない飛行機は、とても不便で使いにくいでしょうから、対称形が選ばれるのは自然なことです。しかし、注意深く飛行機を調べてみると、左右対称ではない部分もあります。 ■プロペラの影響 たとえば、プロペラで推進力を得ている飛行機では、さまざまな非対称現象が起きています。操縦者から見て時計回りにプロペラが回転する飛行機の場合、図(1)左のように、機体はプロペラの反作用を受けて左の翼が下がる傾向があります。また、プロペラが作り出す気流は時計回りに回転しているので、垂直尾翼には図(1)右のように常に左側から気流が当たり、機首を左に向けようとする傾向があります。 ■非対称性を打ち消す非対称形 1930年代頃の欧州では、この非対称性を打ち消す方法が熱心に研究され

    takeshiketa
    takeshiketa 2009/08/18
    プロペラの回転かー。なるほど!
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