ニフティクラウドを検証する本特集の第3回では、前回の仮想CPUに続いて仮想LANとWANの実効速度を検証。WANの通信速度はTCP/IPの1セッションで70Mビット/秒に迫り、国内にデータセンターを置くパブリッククラウドの強みを見せた。 ニフティクラウドは、@niftyサービスを支えるネットワークインフラを生かしたパブリッククラウドだ。しかしその広帯域をうたうわけでもなく、データセンターとインターネットの帯域や共有ユーザー数の上限といった目安も明らかにしていない。 そこで仮想LANとWANを対象に、TCP/IPのスループットを測定した。仮想LANは、最上位スペックの仮想マシンであるlarge16に対して10種類の仮想マシンからトラフィックを送信する際のスループットを測定。WANについては、ニフティクラウドの10種類の仮想マシンとWindows XPの物理クライアントとの間で通信速度を測定し
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