タグ

2009年9月6日のブックマーク (3件)

  • 害虫と益虫のバランス 生物農薬

    人里離れた「ビオコントロール」の工場に隣接したショップには、生きたマルハナバチ、テントウムシ繁殖キット、コウモリの巣といった奇妙な商品がある。訪れる客は菜園やガーデニングを趣味とする個人から農業経営者まで。マルハナバチはトマトの受粉に働く。テントウムシはアブラムシをべ、コウモリは害虫の天敵だ。 しかし、ショップで扱うこうした商品はほとんど外国からの輸入品。ビオコントロールの領は、害虫駆除のための生物農薬の製造。その世界ではリーダー的存在だ。 害虫駆除に生物を使う 生物農薬の代表格は、蚕を死に至らしめる病原細菌として20世紀早々に発見された「バチルス・チューリゲンシス」だ。日で最初に発見されたものの、ドイツで新種の細菌として認められたため、発見されたチューリンゲンにちなんで命名された。蚕には有害な細菌だが、人体や環境に安全な害虫駆除の生物農薬「BT剤」として今では広く世界で使われている

    害虫と益虫のバランス 生物農薬
  • カナロコ -国内・海外のニュース-

  • asahi.com(朝日新聞社):雪を溶かすザゼンソウ、謎の一端を解明 岩手大グループ - サイエンス

    熱で雪を溶かし花を咲かせるザゼンソウ=09年3月、岩手県北上市和賀町藤根の群生地  自ら熱を出して周りの雪を溶かし、花を咲かせるザゼンソウ。岩手大学農学部付属寒冷バイオフロンティア研究センター研究員の稲葉靖子さん(33)らのグループが、この熱を生むシステムの一端を世界で初めて明らかにした。ザゼンソウの細胞内でエネルギーを作り出すミトコンドリアが影響しているという。4日付の英国の科学雑誌に掲載された。  将来、低温に弱い作物の耐寒性を高めたり、耐寒性に優れた農作物を育てたりすることにつながる可能性があるとして、期待されている。  ザゼンソウは寒冷地の湿地帯に自生するサトイモ科の発熱植物。僧が座禅を組む姿に似て名付けられた。赤紫色の苞(ほう)に包まれた小さい花が密集した部分が発熱する。外気に敏感に反応し、外気が零下になっても体温を20度前後に保ち、1〜2週間発熱し続ける。  ミトコンドリアは動