毎日新聞のインタビューに応じるベネズエラのグアイド国会議長=カラカスで2019年3月6日、山本太一撮影 【カラカス山本太一】南米ベネズエラで暫定大統領就任を宣言した野党指導者のグアイド国会議長(35)が6日、首都カラカス市内の議長府で毎日新聞の単独インタビューに応じた。独裁色を強めるマドゥロ大統領退陣を前提とする大統領選やり直しについて「日程の目安は立っている」と述べ、政権打倒に自信をみせた。グアイド氏が日本メディアとのインタビューに応じたのは初めて。 グアイド氏は、マドゥロ氏が再選された昨年の大統領選で不正があったとして、やり直しを求めている。「正当な選挙を実施するため、独裁者がいないことを証明する必要がある」と、マドゥロ氏退陣後に選挙を行うことを強調した。具体的な日程は明かさなかった。