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2019年11月3日のブックマーク (7件)

  • 今週の本棚:佐藤優・評 『督促OL 指導日記 ストレスフルな職場を生き抜く術』=榎本まみ・著 | 毎日新聞

    (文春文庫・660円) 生身の人間の応対は代替できない コールセンターでの仕事はきつくて厳しいことで有名だ。日国内で現在約60万人がこの仕事に従事しているという。非正規が多く、離職率も高いので、コールセンターでの仕事を経験した人の数はかなりに昇るはずだ。書は、榎まみ氏(ペンネーム)による貴重な参与、観察記録だ。 <私は、新卒で配属されて以来、ずっとコールセンターという場所で働いています。社会人になって、最初に就いたのはクレジットカードの支払いを延滞しているお客様に入金のお願いをする、「督促」と呼ばれる電話をかける仕事でした。/督促というのは、コールセンター業界のなかでも、クレームやトラブルが多いことで有名です。お金がない状態のお客様に支払いを促すので、当たり前ですよね。払いたくても払えないのに、催促され…

    今週の本棚:佐藤優・評 『督促OL 指導日記 ストレスフルな職場を生き抜く術』=榎本まみ・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2019/11/03
    "非正規が多く、離職率も高いので、コールセンターでの仕事を経験した人の数はかなりに昇るはずだ。本書は、榎本まみ氏(ペンネーム)による貴重な参与、観察記録だ"
  • 今週の本棚:加藤陽子・評 『牧原憲夫著作選集 上・下』=牧原憲夫・著、藤野裕子、戸邉秀明・編 | 毎日新聞

    (有志舎・各2860円) 第三極としての民権家に着目 読者は2016年7月に急逝した歴史家牧原憲夫の名をご存じだろうか。明治史に興味を持つ人以外には馴染(なじ)みの薄い名かもしれない。だが日以降はどうかこの名を記憶し、選集を手始めとして牧原の文章を読んでいってほしいと切に願う。 大学で歴史を講ずる評者は、学部生向けの入門講義を吉野作造の論考「我国近代史に於(お)ける政治意識の発生」で始めるのを常とする。封建制下、天下の大政に口出しならぬと教えられた我らが父祖が、近代になり政治を我が事として考えられるようになったのは何故なのか。 吉野のこの問いを紹介し謎解きをした後、牧原の客分意識の紹介へと入ってゆく。政治をもって我が事とするような政治意識は、維新後すぐに発生したとは到底思えないと牧原は疑う。そこにあったのは客分意識ではなかったか。客分とは福沢諭吉の命名だが、政治的無関心の謂(い)いでは

    今週の本棚:加藤陽子・評 『牧原憲夫著作選集 上・下』=牧原憲夫・著、藤野裕子、戸邉秀明・編 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2019/11/03
    "近代史研究の難しさは、対象との距離の取り方に尽きる。どうしても現在の評価軸で過去を斬ってしまう。この罠(わな)をよく知る牧原は、自由民権運動研究の陥穽(かんせい)を次のように批判した"
  • 今週の本棚:伊東光晴・評 『行動経済学の使い方』=大竹文雄・著 | 毎日新聞

    (岩波新書・902円) 四つの行動原則への「ナッジ」の事例示す 経済理論の先端は、「ゲームの理論」全盛時代から、「行動経済学」へと移っている。だが、その全体像に迫るが日には見当たらない。書はこの要望に応えるとともに、その応用にまで踏みこんでいる。篤学の著者ゆえに、海外の文献を広く読みこみ、「新書」をものにした。良書である。 合理的行動を仮定する従来の理論にかわって、四つの行動原則を仮定する。

    今週の本棚:伊東光晴・評 『行動経済学の使い方』=大竹文雄・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2019/11/03
    "本書にはナッジの事例がいろいろ示されているが、これらで行動経済学が現実行政に有用なことがわかる"
  • 核廃絶決議、表現は「後退」 国連委採択 日本、米に配慮 | 毎日新聞

    国連総会第1委員会(軍縮)は1日、日が提出した核兵器廃絶を目指す決議案を賛成多数で採択した。採択は26年連続。来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けて核軍縮に焦点を絞った。しかし、これまであった米露に対する核軍縮の呼びかけが消え、核兵器使用による結果に対する表現も弱まったことから、非核保有国や非政府組織(NGO)などから「後退した」との批判も受けている。【ニューヨーク隅俊之】 決議案では核兵器使用による破滅的な人道的結末に対する「重大な懸念」との表現が削られ、「認識する」に弱まった。また、昨年までの決議では触れられていた米露に核軍縮に向けた対話と新戦略兵器削減条約(新START)の履行を求める言葉もなくなっている。

    核廃絶決議、表現は「後退」 国連委採択 日本、米に配慮 | 毎日新聞
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    taketake89 2019/11/03
    "これまであった米露に対する核軍縮の呼びかけが消え、核兵器使用による結果に対する表現も弱まったことから、非核保有国や非政府組織(NGO)などから「後退した」との批判も受けている"
  • 首里城火災 支援の寄付6000万円 那覇市募集、2日で目標の6割 - 毎日新聞

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    taketake89 2019/11/03
    "「クラウドファンディング」を1日に始めたところ、目標の1億円に対し、2日午後11時時点で6000万円超の寄付が寄せられた"
  • 多様性の象徴がチームを頂点に 南アフリカ初の黒人主将コリシ ラグビーW杯 | 毎日新聞

    【イングランド-南アフリカ】前半、ボールを奪おうとする南アフリカのコリシ(左)=横浜・日産スタジアムで2019年11月2日、長谷川直亮撮影 多様性を象徴する主将が、チームを頂点へと導いた。横浜・日産スタジアムで2日に行われたラグビー・ワールドカップ(W杯)日大会決勝。イングランドを破り、3大会ぶり3回目の優勝を果たした南アフリカをまとめたのは、フランカーのシヤ・コリシ主将(28)だ。アパルトヘイト(人種隔離)政策の撤廃から四半世紀を経て、南アフリカ初の黒人主将を担い、多様性に富んだ「虹の国」の希望となった。 約1カ月半、苦楽をともにした仲間に囲まれた中心で、ゴールドに輝く優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を高々と掲げた。大歓声に包まれ、花火が上がる。グラウンドにもスタンドにも、笑顔があふれた。コリシ主将は「今の気持ちは説明できない。ただチームメートのうれしそうな顔を見て、これまでの人生でベ

    多様性の象徴がチームを頂点に 南アフリカ初の黒人主将コリシ ラグビーW杯 | 毎日新聞
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    taketake89 2019/11/03
    "アパルトヘイト(人種隔離)政策の撤廃から四半世紀を経て、南アフリカ初の黒人主将を担い、多様性に富んだ「虹の国」の希望となった"
  • 首里城火災 耐火性収蔵庫内の1100点は焼失免れる | 毎日新聞

    首里城を管理する「沖縄美(ちゅ)ら島財団」は2日、耐火性収蔵庫に保管していた収蔵品約1100点は焼失していなかったと発表した。ただ火災の熱や消火活動で傷んでいる可能性があり、専門家を交えて状態確認を進める。 火災では、首里城の収蔵品約1500点のうち、全焼した正殿などにあった約400点が焼失。沖縄…

    首里城火災 耐火性収蔵庫内の1100点は焼失免れる | 毎日新聞
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    taketake89 2019/11/03
    "ただ火災の熱や消火活動で傷んでいる可能性があり、専門家を交えて状態確認を進める"